Thinkific vs Teachable:同じ講座を両方で作って比較してみた(2026年)
ThinkificとTeachableの両方で同じ倉庫安全講座を作成し、AI機能・管理画面・学習者アプリ、そして料金まですべて実際の製品内で検証しました。

Thinkificは大規模な受講者や多数の講座を抱える研修会社・クリエイターに向いており、Teachableは売上税とアフィリエイト報酬の管理を任せたい、少数商品を扱う個人セラーに向いています。
- 受講者数と講座数ではThinkificに軍配が上がります。月額40ドルのBasicを含むどのプランでも受講者1万人・講座数無制限が使える一方、Teachableは受講者100人・商品5件から始まり、上限を超えると従量課金が発生します。
- 販売まわりの管理業務ではTeachableがThinkificに勝ります。すべての地域で売上税を代行納税し、アフィリエイト報酬も自動で支払われます。一方Thinkificが納税を代行するのは米国とカナダのみで手数料0.5%がかかり、支払いは自分で行う必要があります。
- ThinkificもTeachableも、講座の中身そのものは書いてくれません。ThinkificのAIは一行の入力からセールスページと執筆プロンプト入りのレッスン枠まで生成しますが、Teachableはアウトライン止まりです。
- 解約のしやすさもどちらも今ひとつです。Thinkificは講座のエクスポート機能を明記しておらず、SCORMのインポートも営業への問い合わせが必要なPlusプラン限定です。Teachableはテキストをコピーしてワードに貼り付けることを提案しています。
- 学習者側の体験にも差があります。Teachableはレッスンをダウンロードしてオフラインで学習できるアプリを提供していますが、Thinkificにはオフライン再生機能がなく、Basicプランではクリックした瞬間にレッスンが完了扱いになります。
3つの質問に答えるだけで、数秒でわかります

実際に売れる高品質のコースを構築します
同じ週にThinkificとTeachableの両方に登録し、どちらのトライアルにもカード情報を入力して、同じ倉庫安全講座を作らせてみました。Thinkificは一行の入力だけで本格的なセールスページを生成し、途中で講座名を2回も勝手に変更するという妙な動きを見せながら、レッスンはすべて「ここに執筆してください」という指示だけを残しました。Teachableはアウトラインの時点で潔く止まりました。
学習体験の違いは想像以上でした。Thinkificの月額40ドルプランでは、学習者がレッスンをクリックした瞬間に「完了」と記録される一方、Teachableは学習者向けアプリでレッスンをダウンロードし、オフラインで学習できる仕組みを備えています。
この記事では、両プラットフォームを実際に使ってみた感想を詳しくお伝えします。
結論を先に
Thinkificを選ぶべき人
- 受講者数が100人を超える場合。Thinkificはどのプランでも同時に1万人の受講者を登録でき、Teachableのエントリープランは100人までです。
- 複数の講座を運営する場合。Thinkificはどのプランでも講座数無制限ですが、Teachableは公開できる商品数がプランごとに5・10・50・100と上限が決まっています。
- 販売の仕組みを最初から備えていてほしい場合。オーダーバンプ、バンドル、ファネル、クーポン、メンバーシップが管理画面に標準搭載されています。
Teachableを選ぶべき人
- 売上税のことを一切考えたくない場合。Teachableが税額の計算・請求・納税まで代行してくれます。Thinkificは自社決済「Thinkific Payments」を使うと、課税対象の取引ごとに0.5%の手数料がかかる仕組みです。
- 受講者がスマホアプリを当然のように求めている場合。Teachableは有料プランでiOS・Android向けの学習者アプリを標準提供します。Thinkificの自社ブランドアプリは月額199ドルの追加オプションで、しかも多くの個人クリエイターが持っていない事業者番号「D-U-N-S番号」が必要です。
- 大量の商品ラインナップではなく、少数の商品を販売する場合。商品数の上限は、実際にそこまで到達しない限り問題になりません。
ThinkificとTeachableをどう比較したか
- 各プラットフォームが売上からいくら差し引くのか、そしてその割合が何によって変わるのか
- 無理なく契約できるプランで、実際に何人の受講者・何件の商品まで扱えるのか
- AI講座作成機能を目一杯使うと、実際に何が出来上がるのか
- 販売業務をどこまでプラットフォームが代行してくれるのか
- 解約した場合、コンテンツはどうなるのか
- トライアルを始める際に実際に何が必要になるのか
2026年8月最終週、自分のトライアルアカウントで両方に同じ講座を作成して検証しました。
私たちもこの分野でプロダクトを提供しています。Coursebox(コースボックス)はAI搭載の学習管理システム(LMS)で、すでにお手元にある資料から講座を自動生成します。今回比較する2つのツールには含まれておらず、以下のおすすめの対象でもないため、宣伝ではなく開示としてお伝えします。
Thinkific vs Teachable 早見表
| Thinkific | Teachable | |
|---|---|---|
| 最低料金 | Basic、年払いで月額$40(月払いは$54) | Starter、年払いで月額$29(月払いは$39) |
| エントリープランの受講者数・商品数 | 受講者1万人まで(上限固定、超過料金なし)、講座数無制限 | 受講者100人まで(超過時は従量課金)、公開商品5件まで |
| AI機能(2026年時点) | アウトライン、ランディングページ、レッスンの枠組み | アウトラインのみ |
| レビュースコア(2026年8月26日時点) | G2 4.5(405件)、Capterra 4.4(206件) | G2 3.8(52件)、Capterra 4.2(185件) |
| 向いている人 | 大規模な受講者数・多数の講座を抱える場合 | 少数の商品をシンプルに販売し、税務も任せたい場合 |

Thinkificでできること:機能は充実、税務と支払いは自己管理
検証の流れはこうです。まず両プラットフォームのAIに、新人向けの倉庫安全講習という同じ講座を作らせ、その後1週間かけて両方の管理画面を使い込みました。以下はすべて、その2つのトライアルで実際に確認した内容です。
Thinkificは管理画面を見せる前にカード情報の入力を求め、途中で少額の与信確認(後日返金)がカードに発生しました。その代わりトライアル期間は30日ときちんと確保されています。新規講座の作成画面は「Powered by AI」という見出しで始まり、想定する受講者と学んでほしい内容を記入するよう案内されました。画面上の説明では「アウトラインが生成される」とだけ書かれていましたが、実際に返ってきたのはそれ以上のものでした。

Thinkificの新規講座作成フロー。AIでの作成が主役として大きく扱われ、空の講座からのスタートは小さな文字で添えられているだけです。
「倉庫の新人スタッフに安全の基本を教える」という一文だけを入力して実行してみました。すると想像以上のものが生成されました。「初出勤前に倉庫の安全をマスターしよう」という見出しの本格的なセールスランディングページ、ストック素材のヒーロー画像、そして章立てされたカリキュラムです。講座名も勝手に2回変更されており、こちらは「Workplace Safety Induction」と入力したのに、返ってきたのは2つとも異なる倉庫安全系のタイトルでした。

ThinkificのAIが一行の入力から作成したセールスページ。この時点ですでに一度、講座名が変更されています。
続いてレッスンを開いてみると、それまでの好印象は崩れました。動画レッスンは「動画ファイルを選択」というドロップダウンだけが置かれた空枠で、1GBを超えるファイルはアップロード前にHandBrakeで圧縮するようにという注意書きが添えられているだけ、つまり撮影は完全に自分の仕事です。テキストレッスンの本文も、「倉庫における安全の重要性について、事故・怪我の統計データを交えながら論じ、安全文化の土台を築く内容にしてください」という、自分宛ての執筆指示がそのまま入っているだけでした。

生成されたカリキュラム。動画枠は空欄で、テキストレッスンは執筆用のプロンプトになっています。
アウトライン自体はしっかりしていて、依頼した講座に沿った理にかなった章構成になっており、各章に動画レッスンとテキストレッスンが1つずつ組まれていました。ただし、それはあくまで枠だけの純粋なアウトラインで、中身のページはありません。すべての動画レッスンは「下書き」のまま、自分で撮影する映像を待っている状態でした。
その裏側にある管理画面は、正直いちばん気に入った部分でした。ナビゲーションには、以下がすべて標準で用意されています。
- 決済まわりのオーダーバンプ、バンドル、ファネル、クーポン
- 販売可能な商品としてのメンバーシップとコミュニティ
- 講座やコーチングと並ぶ商品タイプとしてのライブウェビナー
- 講座と並ぶ本格的な認定証(Certifications)機能

認定証機能はThinkificの管理画面に標準搭載されており、講座やコミュニティと同列に扱われています。
月額40ドルのBasicプランを含め、どのプランでも受講者1万人・講座数無制限がフルで使えます。この価格帯としては率直に言ってかなり太っ腹です。

エントリープランのThinkific講座エリア。上限がないため、商品数のカウンター表示自体がありません。
Basicプランで意外だったのは、実際にどこまで視聴したかに関係なく、学習者がクリックした瞬間に「完了」と記録される点です。実際の視聴時間を要件にするには月額82ドルのStartプランが必要で、課題やライブレッスンも同様にStartから使えます。Basicは大人数を抱えられる一方、体系的な学習指導が始まるのはStartからと言えます。
トライアル中にはさらに2つの制約に引っかかり、どちらも地味にストレスでした。サブスクリプションエリアを開こうとすると、先に「Thinkific Payments」の連携が必要というエラーでダッシュボードに戻されます。そしてアフィリエイトエリアはパートナーの実績を追跡するだけで、支払いまでは行いません。Thinkific公式のドキュメントにも、支払いはプラットフォームの外で行うと明記されており、つまり報酬が発生するたびに毎月、自分でスプレッドシートを作り、銀行にログインする作業が必要になります。

決済システムを連携していない状態でサブスクリプションを開いたときにThinkificが表示する画面。

Thinkificはここでアフィリエイトの実績を追跡しますが、実際の支払いはプラットフォームの外で行う必要があります。
学習者向けポータルには因縁もあります。あるメンバーシップ運営者は、旧ポータルで迷子になった受講者からのアクセスに関する問い合わせがチームを圧迫し、Thinkificから離脱しました。その後Thinkificはポータルを「Learner Hub」として作り直しています。
Thinkificが優れている点
- 受講者数の上限。どのプランでも同時に1万人まで、超過料金なしで登録できます。Teachableは Starterで100人までにとどまり、1万人に到達するのは月額309ドルのAdvancedからです。
- 講座数。どのプランでも無制限です。Teachableはプランごとに5・10・50・100という上限があります。
- 販売の仕組み。オーダーバンプ、バンドル、ファネル、クーポン、メンバーシップ、販売可能なウェビナーが管理画面に標準搭載されています。Teachableがカバーするのはオーダーバンプとクーポンのみです。
- AI生成の深さ。一行の入力からセールスページ、章立てされたアウトライン、レッスンの枠組みまで生成されます。Teachableはアウトラインのみです。
- トライアル期間。30日間で、Teachableの7日間より長く、どちらもカード登録は必須です。
- 認定証機能。どのプランでも本格的な専用エリアとして使えます。Teachableでは講座修了証がGrowth以上のプランでしか使えません。
Teachableでできること:税務・支払いは代行、受講者数には上限あり
Teachableの登録でもカード情報の入力が求められ、さらにメールで届く確認コードの入力も必要で、トライアル期間は7日間と短く感じました。講座作成ウィザードは3ステップとシンプルで、講座名を付け、16:9のサムネイルを追加(またはスキップ)し、最後にカリキュラムのアウトラインを作成するという流れです。最後のステップにあるAI機能の説明は「以下に講座の内容を記入すれば、アウトラインを生成します」という一文だけで、これがTeachableのAI機能の正直な守備範囲です。
生成される内容という点では、Teachableがいちばん手薄です。ここでの「アウトライン」とは名称のリストにすぎず、章とレッスンの名前だけが並び、中身は空欄のまま自分で埋める必要があります。セールスページもレッスン本文の下書きも一切ありません。2026年にもなって「Generate with AI」というボタンにしては、正直かなり物足りない内容です。

Teachableのアウトライン作成ステップ。何も操作しない時点ですでにGenerate with AIが選択されています。
ウィザードを抜けた先のビルダーは、心地よいほどシンプルでした。1つのレッスンの中に動画・テキスト・画像がブロックとして配置され、ドラッグして順番を入れ替えるだけで、覚えることはほとんどありません。
上限もすぐに姿を現しました。Starterはアクティブな受講者100人・公開商品5件までで、管理画面は初日から自分の利用状況をその数字に照らしてカウントしていました。

Teachableの講座画面。まだ何も作っていない段階から、5件までという商品数の上限をカウントしています。
販売まわりの管理業務こそ、Teachableが仕事を肩代わりしてくれる部分でした。売上税は計算・請求・納税まですべて代行され、アフィリエイトパートナーへの支払いは自動、サブスクリプションも通常のチェックアウトでそのまま販売でき、事前の連携作業も不要です。Thinkificのアフィリエイト用スプレッドシートを経験した後だと、正直うらやましくなる部分でした。
学習者側の画面は、良い意味でシンプルでした。レッスン一覧と「完了して次へ」ボタン、そしてiOS・Android向けの自社ブランドアプリがあり、レッスンを1本ずつダウンロードしてオフラインで視聴できます。運営者からよく見かけた不満は、コンテンツ量が多いライブラリだと受講者がレッスンを検索して見つけられないというもので、あるメンバーシップ運営者はサードパーティの検索ツールに料金を払う羽目になったと話していました。
Teachableが優れている点
- 売上税。どの地域でも計算・請求・納税までプランに含まれています。Thinkificが納税を代行するのは米国とカナダの税のみで、対象取引ごとに0.5%の手数料がかかり、英国・EUではVAT(付加価値税)を徴収はしますが、納税は自分で行う必要があります。
- アフィリエイト。追跡から支払いまで自動化されています。Thinkific公式のドキュメントでは、支払いはプラットフォームの外で行うとされています。
- オフライン学習。学習者向けアプリでレッスンをダウンロードし、オフラインで視聴できます。Thinkificのアプリにはオフライン再生機能自体がありません。
- 最安の始め方。年払いで月額29ドルのStarterは、Thinkific Basicの月額40ドルより安く始められます。
- 初日からのサブスクリプション対応。通常のチェックアウトでそのまま販売できます。Thinkificでは定期課金の販売にThinkific Paymentsの連携が前提条件として立ちはだかります。
料金の実際
エントリープランでは、ThinkificもTeachableも月額料金に加えて、売上ごとに何らかの手数料を課します。その中身はプランと決済処理を誰が行うかによって変わります。次の2つの例でほとんどの判断がつくはずです。
- プラットフォーム自身の決済で100ドルの講座を販売した場合:Thinkificのプラットフォーム手数料は0ドル。Teachable Starterは7.50ドルを差し引きます。
- 同じ100ドルの講座を自分のStripeアカウント経由で販売した場合:Thinkific Basicは決済手数料として5ドルを差し引きます。Teachable Starterは変わらず7.50ドルです。
- Teachableは月額69ドルのBuilder以上で基本手数料が0%になります。Thinkificは決済手数料がプランごとに下がり、Startで2%、Growで1%です。
Thinkificの料金プラン
| プラン | 月払い | 年払い | 注意点 |
|---|---|---|---|
| Basic | $54 | 月額$40(年額$475) | Stripe決済の売上に5%の手数料 |
| Start | $109 | 月額$82(年額$978) | Stripe決済の売上に2%の手数料 |
| Grow | $219 | 月額$164(年額$1,968) | 決済手数料1%、ここからブランド表示の非表示が可能 |
| Expand | $499 | 月額$374 | 公開の料金ページには掲載なし |
| Plus | 非公開 | 非公開 | SCORMインポートとAIティーチングアシスタントはこのプランから |
SCORMは、講座を別の学習管理システムに移しても、修了状況・スコア・受験回数などの記録を引き継げるようにするパッケージ形式です。自社の講座を企業のLMSに組み込む必要があるなら、SCORM対応の有無が候補選びを左右します。この2社のうちSCORMに対応しているのはThinkificだけで、しかもインポート専用でPlusプランに限られます。自社サイトで一般消費者に販売するだけなら、気にする必要はありません。
Teachableの料金プラン
| プラン | 月払い | 年払い | 上限の内容 |
|---|---|---|---|
| Starter | $39 | 月額$29(年額$348) | 売上ごとに7.5%、商品5件、アクティブ受講者100人 |
| Builder | $89 | 月額$69(年額$828) | 基本手数料0%、商品10件、アクティブ受講者1,000人 |
| Growth | $189 | 月額$139(年額$1,668) | 基本手数料0%、商品50件、アクティブ受講者5,000人 |
| Advanced | 非公開 | 月額$309(年額$3,708) | 基本手数料0%、商品100件、アクティブ受講者1万人 |
手数料の仕組みは、表で見るより実はシンプルです。Teachableの取り分は契約プラン次第で、Starterは7.5%、Builder以上は0%になります。Thinkificは決済を誰が処理するかで決まり、自社のThinkific Payments経由なら0%、Basicで自分のStripeを使うと5%です。ただしどちらの「0%」も、サブスクリプションや売上税が絡むと小さな追加料率が発生するため、実際の数字で見ると両社の差は料金ページの印象ほど大きくありません。
アップグレード画面にはもう一つ驚きがありました。年払いで月額374ドルという4つ目のセルフサーブプラン「Expand」があり、公開の料金ページには一切載っていません。Thinkificのブランド表示を消すには月額164ドルのGrowが必要で、AIティーチングアシスタントは営業への問い合わせが必要なPlusプランに含まれています。

始める前に知っておきたかったこと
- ThinkificもTeachableも、AI講座作成機能はアウトラインまでしか作ってくれません。Thinkificはセールスページと、執筆プロンプト入りのレッスンの枠組みまで生成します。元となる資料は必ず手元に残しておいてください。それが実質、唯一のエクスポート手段にもなります。
- TeachableにはSCORM対応の道が一切なく、両プラットフォームとも講座のエクスポート機能はありません。Thinkificは少なくともPlusプランでSCORMパッケージのインポートはできますが、完成した講座をどちらかから取り出すとなると、結局コピー&ペースト作業になります。
- Teachableは受講者数の上限を超えても販売を止めず、代わりに課金してきます。Starterでアクティブ受講者が100人を超えると、登録自体が止まるのではなく、受講者数に応じた従量課金が発生し始めます。
- Teachableの7日間トライアルは、実質的な安全網にはなりません。トライアルはカード登録が必要ですぐに終了しますが、購入後には30日間の返金保証が付いているため、実際に検証できる期間は見た目より長くなります。
- Thinkificの料金は2026年8月13日に改定されました。約10%の値上げで、2022年以来初めての改定です。Basicで36ドルや49ドルという数字を見かけた場合、それは改定前の情報です。
両プラットフォームに欠けているもの、そこにCourseboxが入る理由
講座の中身を書くという作業こそ、私たちが取り組んでいる部分です。Courseboxは、すでにお手元にある資料からレッスンの中身そのものを生成するAI搭載の学習管理システムです。安全マニュアルを読み込ませれば、レッスン本文を書き上げ、その周りにクイズや課題、評価問題まで組み立て、採点が必要な回答にはAI採点を行います。これこそが私たちの中心機能であり、実際にどれだけ最後まで機能しているかは数字が示しています。
Courseboxはホワイトラベルにも対応しています。独自ドメインとブランディングはLMSプランに標準で含まれており、一方Thinkificはブランド表示の非表示に月額164ドルのGrowプランが必要で、さらにホワイトラベルアプリには月額199ドルが上乗せされます。
どちらのプラットフォームでも、依頼した倉庫安全講座は結局、すべてのレッスン・クイズ・課題を人の手で書く必要があります。アウトライン作成は簡単な工程にすぎず、この2社に関して言えば、AIが担うのはそこまでです。
販売力という点では、両プラットフォームとも私たちより優れています。Thinkificのファネル、バンドル、販売可能なウェビナーといった仕組みは私たちにはなく、Teachableが代行する売上税の納税も、私たちはお客様に委ねています。一般消費者に講座を販売するビジネスであれば、販売面ではどちらも私たちより多くを代行してくれます。
結論:誰が聞いているかで答えは変わる
大人数への研修、無料講座、社内トレーニングが目的ならThinkific一択です。月額40ドルのプランで受講者1万人まで使えるという一点だけで十分な決め手になり、講座数無制限がそれを後押しします。
少数の商品を海外にも販売したいならTeachableです。売上税の納税代行とアフィリエイト報酬の自動支払いによって、講座販売でいちばん面倒な2つの作業から解放されますし、Starterは2社の中でいちばん安く始められます。
サブスクリプションやメンバーシップを販売したいなら初日から動かしたいならTeachableです。Thinkificでは定期課金による販売にThinkific Paymentsの導入が前提となり、しかも定期課金1回ごとにさらに0.7%が上乗せされます。
講座を軸に本格的なコマース事業を築きたいならGrowプランを契約したThinkificです。ファネルやバンドルの仕組みが標準で組み込まれており、ブランド表示の非表示もここから使え、Stripeを使い続ければ決済手数料も1%まで下がります。
唯一おすすめしないプランがあるとすれば、2026年8月13日より前の料金情報をもとに選んだプランです。候補に残しているプランは、必ず最新の料金ページで金額を確認し直してください。
どちらも合わない場合は
ThinkificとTeachable以外にも、この判断でよく名前が挙がる2つのサービスがあります。Kajabiはメール配信・Webサイト・ファネルまで講座と同じ箱にまとめており、事業全体をひとつの請求にまとめたい人向けです。Podiaは低価格帯でのシンプルな販売に強みがあります。どちらもThinkificの代替ツール一覧で他の選択肢と合わせてランク付けしており、本当に知りたいのが「どのプラットフォームが最も販売力に優れているか」であれば講座販売プラットフォーム一覧が全体像をカバーします。評価機能の深さで決めたいなら、同じ実践形式のレビューをLearnWorlds vs Teachable.
最終更新日:2026年8月26日。Thinkificの料金は、8月13日の値上げ後に自社のトライアル内で確認した公開料金ページとアップグレード画面をもとに記載しています。Teachableの料金は2026年8月25日に製品内で確認済みです。手数料・エクスポート・支払いに関するルールは両社のヘルプセンターで確認し、G2およびCapterraのスコアは2026年8月26日時点のものです。
よくある質問
月額料金だけを見ると、年払いで月額29ドルのTeachable Starterのほうが、月額40ドルのThinkific Basicより安いです。ただし手数料でこの差は逆転します。Starterは売上ごとに7.5%を差し引くのに対し、Thinkific BasicはThinkific Payments経由なら0%、Stripe経由でも5%です。販売数が多い場合は総額でThinkificのほうが安くなりやすく、少数の商品を扱うなら基本手数料0%のTeachable Builder(月額69ドル)がお得になります。
はい、ThinkificもTeachableも、コンテンツの公開スケジュール設定を標準機能として備えています。Thinkificの「Drip Schedule」は、カレンダー上の日付、講座の開始日、または受講者ごとの登録日を基準にレッスンを公開でき、指定した日まですべてのコンテンツを非公開にしておくことも可能です。Teachableの「Drip」機能はカリキュラムのセクションをスケジュールに沿って公開し、新しいセクションが解放されるたびに各受講者にメールを送信します。
ThinkificにもTeachableにも、現在は無料プランはありません。Thinkificの料金ページのFAQでは、代わりに30日間の無料トライアルで試す形になると説明されています。Teachableは有料サービスで、7日間のトライアルと30日間の返金保証が付いています。どちらのトライアルもカード情報の登録が必要です。
ThinkificはSCORM 1.2および2004形式のパッケージをインポートできますが、これは営業への問い合わせが必要なPlusプランに限られ、SCORM形式での作成やエクスポートはできません。TeachableはSCORM対応をまったく明記していません。作成した講座を、いずれかの持ち出し可能な形式でエクスポートする機能は、どちらのプラットフォームにもありません。
Thinkificは2026年8月13日に、2022年以来初めてとなる約10%の値上げを実施しました。Basicは月払いで月額54ドル(年払いで月額40ドル)、Startは月払い109ドル(年払い82ドル)、Growは月払い219ドル(年払い164ドル)になっています。旧料金の36ドル・74ドル・149ドルを引用している比較記事は、この改定より前の情報です。
最初の1講座を作るだけならTeachableのほうが簡単です。ウィザードはわずか3ステップで、ビルダーも動画・テキスト・画像をドラッグして1つのレッスンにまとめるだけです。ThinkificのAIフローは最初にランディングページや章立てされたアウトラインまで一気に生成してくれますが、その後はサイトエディタや作り込まれた管理画面に放り込まれることになります。

Parshad Desai
Coursebox AIの成長・マーケティング戦略を牽引


