Synthesia vs Colossyan:両方で同じ動画を作ってみた(2026年)
1本の台本からSynthesiaとColossyanで同じ研修動画を作り、そのあとクイズを追加してみました。できたのは片方だけで、それが選ぶ基準を変えます。

Colossyanは、動画内クイズとSCORM書き出しで受講者を試す研修が必要な人材育成チームに向いています。Synthesiaは、仕上がりのきれいな動画を多言語に翻訳して大量に配信したいチームに向いています。
- 参加型の機能ではColossyanが勝ちます。動画の中に機能する選択式クイズを約1分で作れました。Synthesiaに同等の機能はなく、動画は再生されるだけです。
- 到達範囲ではSynthesiaが先行します。ワンクリックで140以上の言語に翻訳でき、レビューでもカテゴリ最高と評価されています。Colossyanは120以上です。
- 無料プランはColossyanが強く、300以上のストックアバターすべて、カスタムアバター、ダウンロードがカード登録なしで使えます。Synthesiaの無料プランは透かし入りの10分だけで、ダウンロードはできません。
- ColossyanはSCORM書き出しを月額$59のProfessionalプランに載せています。Synthesiaは個別見積もりのEnterpriseプランに置いたままです。
- 用途次第です。修了を証明する必要がある研修ならColossyan、きれいな動画を再生して翻訳するだけならSynthesiaを選んでください。
3つの質問でわかります。

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135語のオンボーディング用台本を1本だけ用意して、SynthesiaとColossyanの両方で同じ動画を作りました。どちらも1分たらずの設定で、書いたとおりの言葉を読み上げるきれいなAIアバター動画を返してきます。差が出たのはそのあとです。Colossyanは選択式の問題を動画の中にそのまま置けました。Synthesiaにはその機能がありません。
Colossyanが見ているのは、受講者が本当に理解したかを確かめる研修です。Synthesiaが見ているのは、放送品質の仕上がりと140言語への翻訳です。
この記事では、両方を実際に試してわかったことをまとめます。
結論を先に
動画で受講者を試す必要があるならColossyan、放送品質の見栄えと多言語への翻訳が必要ならSynthesiaです。
Colossyanを選ぶ場合
- 動画に受講者を試す役割を持たせたい。エディタから選択式の問題、分岐、クリックできるボタンをタイムラインに直接置けます。機能するクイズを約1分で作れました。Synthesiaに同等の機能はありません。
- 記録が残る研修を作っている。SCORM書き出しは月額$59のProfessionalプランに含まれるので、完成した参加型の動画をLMSに入れれば、誰が合格したかが報告されます。
- 実務で使える無料プランがほしい。無料のStarterプランでも300以上のストックアバターすべて、カスタムアバター、コース作成無制限が使え、カード登録もいりません。
Synthesiaを選ぶ場合
- 仕上がりと到達範囲が最優先。アバターの数も音声の種類も多く、ワンクリックで140以上の言語に翻訳できます。この翻訳はレビューでもカテゴリ最高と評価されています。
- セキュリティ要件の厳しい大企業として導入する。SOC 2 Type II、ISO 27001、ISO 42001の認証に加えてSSOに対応し、企業研修での実績も長い。多くの人材育成チームが最初に名前を聞くのはこのツールです。
- 評価ではなく、配信が目的。最後にクイズがいらない解説動画やお知らせ動画なら、Synthesiaのアバター品質を超えるのは簡単ではありません。
SynthesiaとColossyanをどう比較したか
- 完成した動画で何ができるか。再生するだけか、受講者を試せるか
- 台本をどれだけ忠実にAIアバター動画にしたか
- 記録が残るLMS対応の研修動画を作るのに何が必要か
- 同じ動画にかかる費用。無料プランと有料プランの両方
- アバター、音声、翻訳の比較
2026年9月に、自分のアカウントで同じ135語のオンボーディング用台本を両方に通しました。HeyGenとSynthesiaで以前に使ったものと同じ台本なので、3つの出力をそのまま比べられます。Colossyanは無料プランで新しく作り、Synthesiaについては無料プランと有料プランを一通り試した結果を使っています。
私たちもこの分野のツールを作っています。CourseboxはAI研修動画作成ツールでもありますが、この2つよりさらに一歩進んで、手元の資料をクイズや評価まで含んだコース一式に変えます。ここで検証したツールには含めておらず、下のおすすめにも入れていません。
SynthesiaとColossyanの比較早見表
| Synthesia | Colossyan | |
|---|---|---|
| 向いている用途 | 仕上がりのきれいな多言語研修動画を大量に | 受講者を試す、記録が残る参加型研修 |
| 参加型の機能 | なし。動画は最初から最後まで再生されるだけ | クイズ、分岐、ボタンをタイムラインに組み込める |
| 無料プラン | 月10分、ダウンロード不可 | アバターすべて、カスタムアバター、ダウンロード可。カード登録不要 |
| 最安の有料プラン | Starter、年払いで月額$18、年120分 | Professional、年払いで月額$59、月30分 |
| 翻訳 | ワンクリックで140以上の言語。カテゴリ最高 | 120以上の言語。1つの多言語プレーヤーにまとめられる |

Colossyanで得られるもの:受講者を試せる動画
Colossyanは、話し手が映るだけの短い動画ではなく研修のためのツールだと打ち出しています。そこで無料プランに登録し、確かめたいことを1つに絞りました。見ている人を実際に試す動画を作れるのか。135語のオンボーディング用台本を貼り付けて始めました。
台本は一字一句そのまま通りました。すでに完成して承認済みの台本なら、これが望ましい動きです。読みにくい単語の発音を直せるツールチップも出てきて、これは助かりました。コンプライアンス用語こそ、この手のアバターが読み間違えやすいところです。

Colossyanに台本をそのまま貼り付けたところ。ツールバーにInteractionボタンがあります。
本当に試しに来たのはInteractionという1つのボタンだったので、押してみました。出てきたのは4種類。アクションボタン、選択式問題、分岐、そしてベータ版の会話シミュレーターです。Colossyanのレビューが必ず触れる機能で、実用になるのか名ばかりなのかを見たいと思っていました。

Interactionメニュー。アクションボタン、選択式問題、分岐、会話シミュレーター。
選択式問題を選ぶと、クイズカードが動画の上に置かれました。台本から実際の質問「コンプライアンス研修はいつまでに修了する必要がありますか?」を入力し、正解にチェックを入れて、約1分で終わりました。これには驚きました。途中で止まって、見ている人が集中していたかを確かめる動画を、字幕を1つ足すのと同じくらいの時間で作れたわけです。

約1分で作ったクイズ。コンプライアンスに関する設問で、正解にチェックを入れています。
そこで1つだけ制約に当たりました。Colossyan自身がはっきり書いています。クイズが残るのは、動画をリンクで共有するかSCORMで書き出した場合だけで、MP4をそのままダウンロードすると消えます。一瞬いらっとしましたが、研修としては妥当な割り切りで、マーケティング用の動画には関係のない話だと気づきました。

Colossyanは割り切りをはっきり書いています。参加型の機能はSCORMと共有リンクでは残りますが、ダウンロードしたMP4では残りません。
動画を生成して一晩置いたところ、翌朝には47秒の書き出しが仕上がっていました。きれいで落ち着いた出来です。いちばん良かったのはそのあとで、ちゃんとしたダウンロードボタンから動画、音声、2種類の字幕形式、台本のPDFまで受け取れました。アップグレードを促す壁もありません。

完成した動画は5つの形式でダウンロードできます。Synthesiaの無料プランでは、ダウンロード自体が有料の壁の向こうでした。
アバターのライブラリもしばらく見て回りましたが、無料プランとしては期待以上でした。ストックのAIアバターは300以上あり、ポッドキャストのデスクのような実際の場面に配置されたものもあります。インスタントアバターの手順では、自分の写真からAIアバターを作ることまで提案されました。先に支払いを求められることもありません。

Colossyanの無料プランで使えるアバター。ポッドキャストのデスクなど場面つきのAIアバターも含まれます。
Colossyanが優れている点
- 参加型の機能が最初から入っている。クイズ、分岐、ボタンをタイムラインに置けます。Synthesiaの動画は再生されるだけで、これがColossyanを選ぶいちばんの理由になります。
- 実務で使える無料プラン。アバターライブラリ全部、カスタムアバター、ダウンロードがカード登録なしで使えます。Synthesiaは透かし入りでダウンロードできない10分だけです。
- 動画エディタの先にあるコース作成の場。動画ツールの隣に、コースビルダーと構成案を作るCoraエージェントが並んでいます。ただしレッスンの中身は自分で書く必要があります。
- SCORMが下位プランから使える。記録が残るLMS向けの書き出しが月額$59のProfessionalプランで使えます。SynthesiaはSCORMを個別見積もりのEnterpriseプランに置いたままです。
Synthesiaで得られるもの:仕上がりと翻訳の基準
研修チームが最初に名前を聞くのはSynthesiaで、アバターを見ればその理由がわかります。返ってきた映像はカテゴリで最もきれいで、動きが安定した放送品質でした。エディタはスライド資料のようにシーン単位で進みます。単純な解説動画が目的なら、この仕上がりが基準になります。
初期設定の「Assistant」の流れでは、貼り付けた台本がそのまま読まれず、独自の構成に書き換えられました。文言が確定して承認済みの台本なら、空のプロジェクトから作る手順を使う必要があります。Colossyanでは一度も起きませんでした。一方で無料プランは月10分、透かし入りで、Synthesia上でしか再生できません。

Synthesiaの編集はスライド資料のように、1シーンずつ進みます。
Synthesiaが抜けていると感じたのは到達範囲です。台本から生成したとき、選べるアバターと音声の幅はColossyanより広くありました。いちばん頼りにするのは、ワンクリックで140以上の言語に翻訳できる機能です。レビューでもカテゴリ最高と評価されていて、Colossyan側に並ぶものは見つかりませんでした。1本の研修動画を30か国に届けるチームなら、ここで決まります。

Synthesiaの無料プランでの書き出し。隅に透かしが1つ入りますが、落ち着いてきれいな仕上がりです。
Synthesiaが優れている点
- 大規模な多言語展開。ワンクリックで140以上の言語に翻訳でき、カテゴリ最高と評価されています。Colossyanも翻訳はできますが、仕上がりでは及びません。
- 出演者の層が厚い。アバターの数が多く音声の幅も広いので、変化をつけたいチームに向きます。
- 大企業からの信頼。SOC 2 Type II、ISO 27001、そして世界初のISO 42001というAI認証を取得し、SSOにも対応、実績も長い。購買部門の目が光る場面での無難な答えです。
- 仕上がりそのもの。きれいに再生されればよい動画なら、Synthesiaの出力が基準になります。
料金
- 無料プラン:Colossyanはアバターライブラリ全部とダウンロードをカード登録なしで使えます。Synthesiaは月10分で、透かし入り、ダウンロード不可です。
- 最安の有料プラン:Synthesia Starterは年払いで月額$18ですが、分数は年単位です(年120分)。Colossyan Professionalは年払いで月額$59、月30分にSCORMが付きます。
- 参加型で記録が残る構成:月額$59のColossyan Professionalです。SynthesiaではSCORM書き出しがEnterprise限定で、営業への問い合わせが必要になります。
Colossyanの料金
| プラン | 料金 | 含まれるもの |
|---|---|---|
| Starter | 無料、カード登録不要 | 300以上のストックアバター、カスタムアバター、月20分、コース作成無制限 |
| Professional | 年払いで月額$59(月払いは$89) | 月30分、SCORM書き出し、透かしの削除、ダウンロード |
| Enterprise | 個別見積もり | 分数無制限、SSO、SOC 2、SCORM無制限、データ保管地域の指定 |
Synthesiaの料金
| プラン | 料金 | 含まれるもの |
|---|---|---|
| 無料 | $0 | 月10分、透かし1つ、ダウンロード不可 |
| Starter | 年払いで月額$18 | 年120分、SCORMなし |
| Creator | 年払いで月額$64 | 年360分 |
| Enterprise | 個別見積もり | SCORM、ワンクリック翻訳、SSO、SOC 2 |
SynthesiaとColossyanは料金の考え方が違いすぎて、プランが並びません。そのずれが、それぞれ誰に向けたツールかを示しています。Synthesiaは分数を年単位で売るので、忙しい月は暇な月から前借りできます。Colossyanは月単位で売り、SCORMを月額$59で手の届くところに置いています。SynthesiaではEnterpriseの営業商談の向こう側です。研修の修了状況をLMSに報告する必要があるなら、この1行で判断が動きます。
SCORMは、コースや動画を学習管理システム(LMS)に取り込み、誰が視聴し、誰が合格し、何点だったかを返すための梱包形式です。参加型のColossyan動画をSCORMで書き出せば、記録が残る研修になります。どちらのツールでも、ただの動画ファイルは再生されるだけです。受講者が研修を修了した証拠が必要なら、それを用意するのがSCORMであり、必要なプランもここで決まります。
始める前に知っておきたかったこと
- Colossyanの参加型機能は本物ですが、ホスティングが前提です。1分で作ったクイズが残るのは、共有リンクかSCORMパッケージの形だけです。研修をホスティングするのか、ファイルをメールで送るのかを先に決めてください。
- SynthesiaのAssistantは台本を書き換えます。文言が確定しているなら、空のプロジェクトから作る手順を使ってください。Colossyanは初期設定のまま台本をそのまま保ちました。
- Colossyanは単発の動画にとどまらず、コース全体を作ります。Coraエージェントが資料からコースの構成案一式を作ります。Synthesiaはそこに手を出していないので、カリキュラムを組み立てる場合、この2つは同じカテゴリのツールとは言えません。
- Synthesiaに多く払う本当の理由は翻訳です。140言語へのワンクリック翻訳が、その価格差を正当化する機能です。決める前に、Colossyanの120言語と費用を並べて比べる価値があります。
- Synthesiaの安いプランは分数を年単位で数えます。Starterの120分は年間の枠なので、制作が多い月が続くと早々に使い切ります。Colossyanの分数は毎月リセットされます。
2つのツールが止まる地点と、Courseboxがやること
Synthesiaは動画を作ります。Colossyanは動画を作り、その周りにクイズを付け、Coraエージェントはコースの構成案まで下書きします。それでも両方が手つかずで残すのがコース本体です。その動画の周りにあるレッスン、評価、採点をすべて書く作業です。それをやるのがCourseboxです。すでに手元にある資料からコース一式を生成し、AIクイズ作成と自動採点を標準で備えています。
いちばん使われているのはクイズです。自社プラットフォームでは、今年だけでAIによるクイズ問題の生成が数千回実行されました。誰も試されない研修動画は、誰の記憶にも残らないからです。
2つのうち私たちに近いのはColossyanで、コースとクイズも作るからです。Synthesiaは動画ツールのままです。話し手が映る動画だけでよいなら、上の2つのどちらかを買うほうが得です。その周りのコースまで必要なら、私たちの出番です。
結論:立場ごとの答え
受講者が実際に修了する研修が必要な人材育成チーム
Colossyanです。動画内クイズと月額$59でのSCORM書き出しがあれば、研修が受講者を試し、結果がLMSに届きます。求められているのはまさにそこです。
1本の動画を多くの国に届ける企業
Synthesiaです。140言語へのワンクリック翻訳はカテゴリ最高で、仕上がりも放送品質です。
予算のない個人制作者や少人数チーム
無料プランだけを見てもColossyanです。アバターライブラリ全部、カスタムアバター、そして本当に使えるダウンロードがカード登録なしで手に入り、Synthesiaの透かし入り10分を上回ります。
動画だけでなくコース全体を作る場合
どちらも単独ではその役目を果たしません。動画はレッスンの中の素材の1つで、その周りのコースは別に作る必要があります。
避けたい間違いは2つです。修了を証明する必要がある研修なのにSynthesiaの仕上がりを買うこと。そして、実際に配信するのが1言語のきれいな解説動画だけなのにColossyanに手を伸ばすことです。
どちらも合わない場合
この2つ以外では、マーケティングやSNS向けの動画でいちばん名前が挙がるのがHeyGenです。短い動画なら速くて安く、Synthesiaとの直接対決は別の実地検証にまとめました。アバターツールや研修動画ツール全体の順位づけは、AI研修動画作成ツールのおすすめの記事で扱っています。
最終更新:2026年9月9日。両方のツールは同月に自分のアカウントで、同じ台本を使って検証しました。料金はすべて公開されている料金ページと製品内の表示から確認しています。G2のスコアは2026年9月9日時点のものです。
よくある質問
研修で受講者を試す必要があるならColossyanです。クイズや分岐を動画に直接組み込め、月額$59のプランでLMS向けにSCORMを書き出せます。動画が再生されてきれいに翻訳されればよい場合はSynthesiaのほうが向いており、仕上がりと140言語への翻訳はカテゴリを引っ張る水準です。
Synthesiaに参加型動画の機能はなく、動画は最初から最後まで再生されるだけです。Colossyanは選択式の問題、分岐、クリックできるボタンを動画の中に追加でき、研修チームにとってはこれが最大の存在理由になっています。
Colossyanです。無料のStarterプランで300以上のストックアバターすべて、カスタムアバター、実際に使えるダウンロードがカード登録なしで手に入ります。Synthesiaの無料プランは月10分、透かし入りで、ダウンロードは一切できません。
ColossyanとSynthesiaはどちらもSCORMを書き出せますが、必要な料金が違います。Colossyanは月額$59のProfessionalプランに含み、Synthesiaは個別見積もりのEnterpriseプランに置いたままで、営業への問い合わせが必要です。
表面上はSynthesia Starterが安く、年払いで月額$18です。ただし120分は年間の枠で、SCORMもありません。Colossyan Professionalは月額$59で、月30分に参加型機能とSCORMが付きます。記録が残る研修ならColossyanが実質的に得で、安く普通の動画を作るならSynthesiaです。

Parshad Desai
パルシャッド・デサイは、テクノロジーとイノベーション分野で二十年以上の経験を持つベテラン起業家で投賄家です。複数の成功したスタートアップの共同創業者を務め、世界中の新興企業にグローバルなアドバイスを提供しています。


