社員研修ツールおすすめ10選【2026年版】研修設計の専門家が選定
2026年版の社員研修ツール・ソフトウェアおすすめ10選。L&D企業の創業者が、何を研修するのか、誰がコンテンツを作るのかという2つの軸で、本当に社員の育成につながるツールを整理しました。

2026年におすすめの社員研修ツールは、評価付きの研修を作成して配信できるCoursebox、LMSの運用がシンプルなTalentLMS、現場スタッフの学習に強いMitti、社内の業務プロセス研修に向くTrainualなどです。
- コンテンツの作成、割り当て、練習のサポート、受講記録の確認まで、研修の流れ全体で試してください。モバイル研修と体系的な研修は、どちらか一方を選ぶものではありません。
- 初稿をAIが作る場合でも、内容の責任は社内の専門家が持つようにします。Courseboxはコース作成、配信、AIチューターによるサポート、テストを1つにまとめています。
- 360Learningは複数人でのコース共同作成に対応し、外部コンテンツも活用できます。Trainualはマニュアル作成だけでなく、研修の割り当て、テスト、進捗管理にも対応しています。
- 登録ユーザー数、アクティブユーザー数の料金帯、含まれるサービスを比べてください。無料トライアルや無料の試験導入だけでは、全社員に展開したときの費用はわかりません。
3つの質問に答えると、4つの候補から自社に合うものを比べられます。必要な機能、料金、プランの条件は各ツールの紹介で確認してください。

AI を活用してチームをより迅速かつ効果的にトレーニングします
社員研修ツール選びで最初に決めるべきことは、実は2つしかありません。何を研修するのか、コンテンツを誰が作るのか。この2点がはっきりすれば、候補はおのずと数社に絞られます。
スマホで見る短いレッスン、コンプライアンス研修、業務手順の解説は、実際には重なり合う部分があります。形式だけで決めるより、研修をどう割り当て、どう練習させ、どう記録に残すかを比べたほうが、導入後に後悔しません。
筆者のTravisは、インストラクショナルデザイナーであり、本記事で紹介するCourseboxの創業者でもあります。利害関係のある立場であることを、先にお伝えしておきます。ここに挙げたツールのいくつかで実際に研修を立ち上げてきた経験から言えば、比べるべきは、それぞれのツールでチームが何を作成し、配信し、フォローできるかです。
取り上げるのは、本格的なLMS、モバイル学習、共同でのコース作成、業務プロセス研修のツールです。いくつかの役割を兼ねるものもあります。以下の強みと注意点を読み比べて、自社で回したい研修の流れに合うものを選んでください。
Training誌の2025年の調査では、受講者1人あたりの平均研修費は874ドルでした。対象は従業員100人以上の米国の組織です。ソフトウェアの見積もりと合わせて、研修を作る人、運用する人、実施する人の工数も含めた自社の受講者1人あたりのコストを計算しておくことをおすすめします。
このリストのツールはいずれも、自社の研修を作成・配信するためのものです。完成済みのコースを購入したいのであれば、それは別のカテゴリーになります。Coursera for Business、Udemy Business、LinkedIn Learning、OpenSesameといったコースライブラリが販売しているのは、自社で作成するためのツールではなく、受講者に割り当てる既製のコースです。Excelやリーダーシップのような汎用スキルにはライブラリを、自社にしか作れない固有の研修にはこのリストのLMSを、と両方を使い分けるチームも少なくありません。
社員研修ツールの比較方法
社員研修の運用に欠かせない、次の5つの観点で比較しました。
- 研修の流れ:作成、割り当て、練習、記録までを一通り確認します。長いコースでも、短いレッスンでも、業務マニュアルでも同じです。
- コンテンツを作る人:手持ちの資料からAIが作るのか、自分たちで作るのか、それとも社内の専門家を作成者にすること自体が目的なのか。
- 公開までの時間:一般的なチームがコンサルタントに頼らずに、登録から新入社員が実際に受講するまでにどれくらいかかるか。
- 料金体系:登録ユーザー数、アクティブユーザーの料金帯、作成者ライセンス、モジュール、見積もりに含まれるサービスを比べます。営業経由の提案だからといって、それだけで向いている企業規模が決まるわけではありません。
実用的なAI:AIが何を作成・自動化するのか、どのプランに含まれるのか、出力を人がどの段階でチェックするのかを見ます。
社員研修ツールの比較一覧
記載されている課金単位と、含まれるパッケージを比べてください。料金は明記がある場合は米ドル表記です。地域ごとのプランや導入支援サービスは異なる場合があります。
| ツール | おすすめの用途 | コンテンツの作成者 | 料金 | AI機能 |
|---|---|---|---|---|
| TalentLMS | 無料で始めやすい定番 | 自社で作成 | 5ユーザーまで無料。有料プランは利用人数に応じた料金設定で、年払いの場合は月額119ドルから | AIによる支援 |
| 360Learning | 社内の専門家をコース作成者に | 社内の専門家 | 1ユーザーあたり月額8ドル(Teamプラン、100人まで) | AIによる支援 |
| Coursebox | 別のLMSなしで、すばやくコースを公開 | AI(手持ちの資料から) | ミニコースは無料、容量と機能は有料プラン | AIネイティブ |
| Mitti Training | スマホで学ぶ現場・ノンデスクワーカー | 自社で作成(モバイル前提) | 10ユーザーまで無料、現行のシートパッケージ | AIによる支援 |
| Docebo | L&Dチームのある大企業 | 自社で作成 | 要見積もり | AIネイティブ |
| Absorb LMS | レポート機能に優れた、洗練された中堅企業向けLMS | 自社で作成 | 要見積もり | AIによる支援 |
| Trainual | オンボーディングと業務手順のマニュアル化 | 自社で作成 | 要見積もり | AIによる支援 |
| iSpring Learn | スライドでコースを作るチーム | 自社で作成(PowerPoint) | 現行のアクティブユーザー別パッケージを見積もり | AIによる支援 |
| Rippling LMS | すでにRipplingを導入している企業 | 自社で作成 | 要見積もり(スイート内) | 基本機能のみ |
| SkyPrep | 導入時の手厚いサポートがあるシンプルなLMS | 自社で作成 | 要見積もり | AIによる支援 |

以下、得意分野ごとにまとめてランキング形式で紹介します。
モバイル学習、体系的なコース、業務プロセス研修は重なり合うことがあります。代表的な研修テーマを1つ選び、各ツールでどう作成し、割り当て、練習をサポートし、結果を記録するかを確かめてください。復習研修に最適な形式と、最初の資格取得研修に最適な形式は異なる場合があります。
おすすめの社員研修ツール10選
1. TalentLMS

おすすめの用途:最も始めやすいツールです。費用をかける前に試したい場合は特に向いています。
TalentLMSは、コース管理、受講者グループ、課題の割り当て、レポートを、比較的扱いやすいLMSにまとめています。小規模なチームなら、無料プランで運用の流れを試してから、必要な利用人数に合う有料プランを検討できます。
研修の内容:中小規模のチーム向けの一般的なコースを、複雑な設定なしで運用できます。
コンテンツを作る人:自社。シンプルな作成ツールで、AIの支援を受けながら素早く作れます。
公開までの時間:ここで紹介する従来型LMSの中では最速です。その日の午後には研修を公開できます。
料金:無料プランは5ユーザー、10コースまで。Coreプランは1〜40ユーザーの料金帯で、年払いの場合は月額119米ドルからです。登録ユーザー課金のStandardと、利用実績に応じたFlex課金では計算方法が異なるため、上位の料金帯とオプションのコンテンツサブスクリプションも確認してください。
注意点:シンプルさを重視した設計のため、大企業では設定の柔軟性が物足りなくなります。
使ってみた感想:予算を申請する前に、小さな無料アカウントで割り当てから修了までの流れを確かめています。Courseboxなど他のツールにも条件の異なる無料の試験導入があるので、それぞれでどこまでの作業ができるかを比べてください。
結論:中小規模のチームがまず検討すべき定番です。使いやすさと価格では基準になる存在ですが、大企業向けの機能の厚みでは劣ります。
2. 360Learning

おすすめの用途:購入したコースライブラリよりも、社員自身の知見こそが強みになっている企業。
360Learningは、共同でのコース作成を軸に設計されています。共同編集、組み込みのフィードバック、社員同士の学び合いを通じて、社内の専門家がコース作成者として活躍できるようにします。
研修の内容:社内のノウハウ。業務を熟知している人が、その業務の研修を作ります。
コンテンツを作る人:社内の専門家が共同で。ツールの共同作成の仕組みが、作業の負担を減らします。
公開までの時間:中程度。専門家が参加し始めてから効果が出るため、社内への展開にある程度の時間がかかります。
料金:Teamプランは100ユーザーまで1ユーザーあたり月額8ドルで、最低利用条件はありません。BusinessとEnterpriseは個別見積もりです。
注意点:専門家の協力を得るには、時間と推進役となる担当者が必要です。なお、外部コンテンツとも連携できます。共同作成はこのツールならではの強みで、コースライブラリとの併用を妨げるものではありません。
使ってみた感想:研修設計の経験がない人がコース作成者になっていくのを、実際に見てきました。最良の知識が1人の頭の中にしかないなら、それを引き出せるツールです。ただし、チームが実際に協力して書いてくれることが前提です。
筆者の見解:専門家同士が協力して研修内容を正確に保てるなら、強力なツールです。専門家が作成したコンテンツを誰がどう更新していくか、外部のコンテンツライブラリとどう組み合わせるかを確認してください。
3. Coursebox

おすすめの用途:体系的な研修コースを素早く公開したいが、コース制作のプロジェクトや別途LMSの購入は避けたいチーム。
Courseboxは筆者の会社の製品なので、その点を差し引いてお読みください。Courseboxは、資料、スライド、テキストでの指示から、クイズとAI動画付きのコースを作成します。作成したコースは、Courseboxに組み込まれた学習管理システム(LMS)で配信・受講管理するか、SCORM形式で書き出して既存のLMSで使えます。
研修の内容:体系的な研修コース、オンボーディング、コンプライアンス研修。配信と受講管理を1か所で行えます。
コンテンツを作る人:手持ちの資料をもとにAIが作成します。社内規程のPDFやスライドをアップロードすると、コースの原案ができあがります。
公開までの時間:速いです。既存の資料から作れるかどうかで、午後のうちに終わる作業になるか、1つのプロジェクトになるかが分かれます。
料金:無料プランでは、5ページまでのミニコースを3つ作成でき、受講者数は無制限、AIの利用枠は決まっていて、Courseboxの透かしが入ります。有料の容量、自社ブランドのLMS、書き出し、外部連携はプランによって異なります。
注意点:自社の研修プログラムに必要なレポート、権限、外部連携を細かく確認してください。受講者数無制限でも、原案を素早く作れても、内容の確認や管理設定が不要になるわけではありません。
使ってみた感想:手持ちの資料をアップロードすると、AIがコースとクイズの原案を作り、そのまま同じ場所で配信できます。あるツールでコースを作ってから、配信用のシステムを探し回ることはもうありません。
結論:今週中に研修を公開したい、コース作りはAIに任せたい、という場合の選択肢です。大企業向けの細かな管理機能が最優先なら、向いていません。
4. Mitti Training(SafetyCulture)

おすすめの用途:デスクではなくスマホで研修を受ける、現場・小売・ノンデスクのチーム。
Mitti Trainingは、単体のEdAppの後継となるSafetyCultureの現行プラットフォームで、モバイルレッスン、AIによるコース作成、間隔反復学習、受講記録を、現場の業務ワークフローと組み合わせています。
研修の内容:パソコンの前に座らない人向けの、短く高頻度の研修。
コンテンツを作る人:自社。モバイル前提の編集画面と豊富なテンプレートで作成します。
公開までの時間:速いです。レッスンがもともと短く設計されているためです。
料金:現在の研修ページでは、10ユーザーまで無料と案内されています。EdApp時代の古いユーザー単価ではなく、現行のシート権限と有料パッケージで比較してください。
注意点:スマホで短時間の演習を行うのが基本ですが、コース、対面でのチェック、学習記録など、簡単なクイズ以上の機能もあります。レッスンの長さで判断せず、自社に必要な資格認定の流れをデモで確認してください。
使ってみた感想:レッスンは本当にスマホ向けに作られていて、列に並んでいる間のすきま時間に学ぶという、現場スタッフの実際の学び方に合っています。なお、名称が2回変わっているため、古いレビューではEdAppと呼ばれています。
筆者の見解:研修を現場の点検、問題対応、スキル確認と連動させたいなら候補に入れてください。現行のインセンティブの仕組み、アクセス方法、必要な記録を確認しましょう。
5. Docebo

おすすめの用途:専任のL&Dチームと、それに見合う予算がある大企業。
Doceboは、豊富な設定項目、学習コンテンツ管理、分析機能をそなえた、AI主導の本格的な大企業向けLMSです。
研修の内容:複雑な要件を抱える大規模組織全体で行う、あらゆる研修。
コンテンツを作る人:自社とL&Dチーム。作成と管理の両面でAIの支援を受けられます。
公開までの時間:時間がかかります。即日導入ではなく、大企業向けの本格的な導入プロジェクトです。
料金:要見積もりで、大企業向けの価格設定です。正式な購買プロセスを想定しておきましょう。
注意点:機能も価格も、専任チームがいることを前提にしています。小規模な企業にとっては、使わない機能にお金を払うことになります。
使ってみた感想:Doceboをうまく運用しているチームには、必ずDoceboの運用を専業にしている担当者がいました。強力ですが管理の負担も大きく、専任の担当者を置ける組織向けのツールと言えます。
結論:L&D部門のある大規模組織なら導入する価値があります。プラットフォームを専任で担当する人がいないなら、選ぶべきではありません。
6. Absorb LMS

おすすめの用途:レポート機能が充実した、洗練されたLMSを求める中堅企業から大企業のチーム。
Absorb LMSは、すっきりした画面と確かな分析機能で知られる、管理者にとって使いやすいプラットフォームです。
研修の内容:中規模から大規模の組織で行う体系的なコース。監査などの厳しい確認にも対応できる、信頼性の高いレポート機能を備えています。
コンテンツを作る人:自社。高機能な作成ツールに、AI機能が加わっています。
公開までの時間:設定する範囲によって、中程度からやや長めです。
料金:要見積もりで、中堅企業以上を想定した価格帯です。
注意点:見積もりのみの料金体系と中堅企業向けの位置づけのため、ここで紹介する中小企業向けツールよりも導入のハードルは高くなります。
使ってみた感想:画面は気に入っていますが、評価するなら日常的な管理業務で試します。研修を割り当て、期限を過ぎた受講者をフォローし、レポートを書き出す。そうすれば、サブスクリプションを比較する際の、より確かな判断材料になります。
結論:画面の使いやすさとレポートを重視する中堅企業には有力な選択肢です。予算の限られた小規模チームには機能過多です。
7. Trainual

おすすめの用途:オンボーディングと、自社の実際の仕事の進め方のマニュアル化。
Trainualは、業務プロセスのマニュアル化と、割り当て可能なオンボーディング、テスト、進捗管理を組み合わせたツールです。業務の責任者が仕事の手順をまとめ、それを研修パスにして、誰が修了したかを確認できます。
研修の内容:繰り返し行う社内業務、職種別のオンボーディング、業務基準。内容に連動したテストと記録も付いています。
コンテンツを作る人:自社。業務プロセスをまとめる形で作成し、AIが下書きを手伝います。
公開までの時間:オンボーディング用の内容なら速いです。すでに知っていることを書き出すだけだからです。
料金:現在は要見積もりで、チームの規模と機能に応じて、デモを通じて提示されます。
注意点:業務プロセス中心の構成が、自社の研修設計に合うかを見極めてください。マニュアル作成ツールでは研修ができないと決めつけず、必要なテストの種類、取り込むコンテンツ、レポートをデモで確認しましょう。
使ってみた感想:業務プロセスを書き出すのは最初の一歩にすぎません。私なら職種に割り当て、理解度を確認し、内容を更新したうえで、変更部分を受講し直すべき人が誰かを確かめます。
筆者の見解:オンボーディングや自社固有の業務プロセス研修に役立ちます。研修プログラムがより複雑な評価にまで広がるなら、テストとレポートの流れを本格的なLMSと比較してください。
8. iSpring Learn

おすすめの用途:すでにスライドでコースを作っていて、配信用のシンプルなLMSがほしいチーム。
iSpring LearnはiSpringのLMS製品で、iSpringのPowerPointベースのコース作成ツールと自然に組み合わせられます。
研修の内容:スライドで作ったコースとクイズを、シンプルに配信・管理します。
コンテンツを作る人:自社。iSpring Suiteを使ってPowerPointで作成するので、スライド作りに慣れたチームならすぐに使いこなせます。
公開までの時間:普段からPowerPointを使っているチームなら速いです。
料金:アクティブユーザー数の料金帯と年間パッケージで金額が決まります。現行のLMS料金と、含まれる作成ライセンスを確認してください。以前の3.58ドルという表示価格は、現在どこでも適用されるわけではありません。
注意点:iSpring SuiteでPowerPointからコースを作るには、対応するWindowsとOfficeが必要です。ブラウザでのコース作成や受講者のアクセスは要件が異なるため、セットに含まれる各製品ごとに範囲を確認してください。
使ってみた感想:既存のスライドやSCORMコンテンツがあるなら、デモで試す価値があります。実際のコースをアップロードし、1回受講してレポートを確認したうえで、契約上のアクティブユーザーの定義を確かめてください。
結論:PowerPoint中心のチームには自然な選択です。スライドでコースを作っていないなら、魅力は薄れます。
9. Rippling LMS

おすすめの用途:すでに人事、給与計算、ITでRipplingを使っている企業。
Ripplingは人事スイートに学習モジュールを組み込んでいるため、入社と同時に研修を自動で割り当て、修了状況を従業員データに紐づけられます。
研修の内容:コンプライアンス研修とオンボーディング。人事システムと直接つながっています。
コンテンツを作る人:自社。シンプルなコース作成ツールを使います。学習モジュールは製品の中心機能ではありません。
公開までの時間:すでにRipplingを使っていれば、従業員データがそろっているので速いです。
料金:要見積もり。単体のLMSとしてではなく、Ripplingスイート全体の一部として価格が決まります。
注意点:Ripplingの人事プラットフォーム全体が購入判断の対象になります。学習モジュールを選ぶ前に、プラットフォーム全体の費用、コースライブラリ、コース作成、レポートの要件を比較してください。
使ってみた感想:利点は、従業員の属性を研修のルールに結びつけられることです。私なら新入社員、異動、退職の3つのケースで試し、割り当てと記録が想定どおりに更新されるかを確認します。
結論:すでにRipplingで人事を管理しているなら迷わず選べます。ただし、これだけを理由にRipplingを導入するほどではありません。
10. SkyPrep

おすすめの用途:導入時に担当者の手厚いサポートを受けながら、シンプルなLMSを使いたいチーム。
SkyPrepは、手厚い導入支援を強みとする、すっきりとしたわかりやすいLMSで、社員研修と顧客向け研修の両方に対応しています。
研修の内容:一般的な社員研修と、顧客やパートナー向けの社外研修を、複雑な設定なしで運用できます。
コンテンツを作る人:自社。わかりやすい作成ツールで、AIの支援もあります。
公開までの時間:速いです。サポートチームは、顧客をスムーズな運用開始まで導くことで定評があります。
料金:要見積もりで、中小企業を想定した価格帯です。
注意点:アクティブユーザー単位のパッケージで、営業担当との相談が必要です。14日間の無料トライアルがあるので、長期契約の前に実際のコースと受講者の流れを比べてください。
使ってみた感想:最もよく話題に上がるのはサポートです。ヘルプ記事ではなく、担当者が直接セットアップを手伝ってくれます。すべて自力でやるより手厚い支援がほしいなら、それが選ぶ理由になります。
筆者の見解:導入サポートと、社員・社外の両方の研修を重視するなら候補に入れる価値があります。トライアル期間中に、記録、リマインダー、含まれるサポート窓口を確認しましょう。
社員研修ツールの選び方
機能一覧からではなく、研修の目的から考えます。
実際に何を研修するのかを明確にする
必要な学習活動と、その成果を示す記録を具体的にします。点数付きの入社研修、業務手順の実演、短い復習、観察によるスキル評価などです。Coursebox、TalentLMS、大規模なLMSは複数の形式に対応しています。Mittiは学習を現場の業務と結びつけ、Trainualは社内の業務プロセスを起点にしています。
研修手法に合ったツールを選ぶ
同じ研修手法でも、複数のツールで実施できます。以下を出発点にしたうえで、受講者のアクセスと、受講記録が正しく反映されるかを試してください。
| 研修手法 | 適したツール |
|---|---|
| 体系的なeラーニングコース | Coursebox、TalentLMS、Docebo、Absorb LMS |
| 現場スタッフ向けマイクロラーニング | Mitti Training |
| オンボーディング・業務プロセス研修 | Trainual |
| 社員同士の学び合い・ソーシャルラーニング | 360Learning |
| 講師主導の研修・オンライン集合研修 | セッションの日程調整、出欠管理、ビデオ会議との連携をプランごとに確認 |
| ブレンディッドラーニング(複数手法の組み合わせ) | ここで紹介するほとんどのLMS。AIで素早く作りたいならCoursebox |
コンテンツを誰が作るかを決める
すでに資料があるなら、CourseboxのようなAIツールがそこからコースを作成します。社員が持つ専門知識を研修に生かしたいなら、社員自身によるコース作成を支援する360Learningが適しています。研修制作チームがスライドでの教材作成を得意としているなら、iSpringが合います。実際に作業する人に合わせてツールを選んでください。
必要なツール全体で費用を考える
コースの作成と配信を1か所でできるツールもあれば、配信しかできず、コンテンツ作成用に別のツールが必要なものもあります。作成と配信を兼ねるオールインワン型なら、2つの費用項目が1つで済みます。実際のコストへの影響は、表示価格の差から想像するよりも大きくなります。
見積もりのパッケージ全体を比べる
Docebo、Absorb、Rippling、SkyPrepは営業経由の料金体系です。公開価格がないことから向き不向きを推測するのではなく、ユーザーの定義、パッケージ、導入作業、サポートを比べてください。
結局、どの社員研修ツールを選ぶべきか
まず小さく試すなら、TalentLMSとCourseboxはどちらも無料で始められます(上限はそれぞれ異なります)。原案づくりからテスト、AIチューターによるサポート、配信までを1つで済ませたいならCoursebox。現場の学習を業務記録と結びつけたいならMitti、社内の業務プロセスを整理して伝えたいならTrainualが合います。全社規模の研修プログラムを考えているなら、DoceboとAbsorbを、実際の対象者、権限、レポートに照らして比べてみてください。
よくある質問
Courseboxは、AIによるコース作成、テスト、受講者のサポート、配信を1つにまとめています。TalentLMSはシンプルなコース管理、Mittiは現場の学習と業務記録の連携、Trainualは業務プロセス研修の整理に向いています。必要な割り当て、アクセス、記録が、実際の契約パッケージで実現できるかを試してください。
LMSは配信、受講者、記録を管理するものです。一方、社員研修ツールはより広いカテゴリーで、コース作成、業務マニュアルの作成、特定スキルの練習なども含まれます。両者の機能は重なることもあり、MittiとTrainualはどちらも研修の流れに対応しています。製品の分類名で判断せず、実際の記録を確認してください。
あります。TalentLMSの無料プランは5ユーザー・10コースまで、Mittiは10ユーザーまでの無料利用を案内しており、Courseboxには受講者数無制限で、AIの利用枠が決まった無料のミニコースがあります。本格的に展開する前に、コース数、受講者数、レポート、ブランド表示の制限を比べてください。
360LearningのTeamプランは、100ユーザーまで1ユーザーあたり月額8ドルです。TalentLMSはユーザー数の料金帯か、利用実績に応じたFlex課金です。iSpringはアクティブユーザー単位のパッケージで、その他は見積もり制です。最低利用条件、請求条件、作成者ライセンス、導入作業を、全対象者の規模で比べてください。
多くの企業は、コースの配信と受講管理にLMSを使っています(TalentLMS、Docebo、Absorb、SkyPrep、またはCourseboxのようなAIオールインワン型)。現場スタッフ向けにはマイクロラーニングアプリ(Mitti Training)、オンボーディングには業務マニュアル作成ツール(Trainual)を併用することも多くあります。大企業では研修を人事システム(Rippling)と連携させ、新入社員が自動で受講登録されるようにしています。

Travis Clapp
Travis ClappはCourseboxのオリジナルの創業者でありCEOです。経験豊富なインストラクショナルデザイナーとして、彼自身が高品質なコースを作り上げるプロセスを経験してきました。それらの経験から、ドキュメントやアイデアをすべて仮想のボックスにアップロードすると、それが魔法のようにコースへと変換される、というアイデアが生まれました。Coursebox以前には、ソーシャル型のLMSを成功裏に創業・構築しました。Travisは、大学のMOOCからエンタープライズLMSに至るまで、コースとEdTechプラットフォームのデザインに15年以上の経験を持ちます。Johnson & Johnson、Electrolux、Michael Hill、SA Healthといった著名な企業向けにトレーニングを構築してきました。彼のあるコースは、edXのフラッグシップとして20,000人以上の学習者にリーチしました。南オーストラリア州アデレードのオフィスを拠点に、カスタマーサポート、セールス、そして毎日オリジナルのプロダクトビジョンを実現することに情熱を注いでいます。


