AIチューター・AI家庭教師おすすめ10選:2026年に実際に試して比較
AIチューター(AI家庭教師)10選を学習者の目線で実際に試し、生徒向けと研修チーム向けに分けて順位を付けました。それぞれの強みと弱みを率直に評価しています。

2026年のおすすめAIチューターは、教科に沿って理解を深めるならKhanmigo、柔軟な解説が欲しいならGeminiとChatGPT 学習モード、数学ならPhotomath、コースの作成から配信まで連動したAIチューターならCourseboxです。
- Quizlet Q-Chatはすでに提供を終了しています。過去のチャット製品ではなく、現在提供されている学習機能で比較しましょう。
- 参照元の指定や回答範囲の制限はAIチューターを制御するのに役立ちますが、正しい回答を保証するものではありません。
- 解説のわかりやすさだけでなく、会話の後に初見の問題を解いてみて、本当に身についたかを確かめましょう。
- 研究で示された学習効果は、特定の設計に基づくプログラムと対象者についてのものです。「チューター」をうたうアプリすべてに当てはまるわけではありません。
3つの質問に答えるだけで、4つの候補から比較を始められます。必要な機能、料金、プランの条件は各ツールの紹介で確認してください。

講義資料を数分でインタラクティブなコースに変換します
AIチューター(AI家庭教師)の良し悪しは、会話を終えた学習者が何をできるようになったかで決まる、というのが私の考えです。答えが流暢なだけでは足りません。どこでつまずいているかを見抜き、次に何をすべきかを示し、似た問題を自力で解けるところまで導けるか。今回はそこを基準に比べました。
評価には、私が実際に使ってみたときの所感と、現在の製品の使い方の両方を反映しています。また、個人で使う学習ツールと、研修チームが自社の教材に組み込んで提供できるAIチューターは、はっきり分けて考えました。どちらを選ぶかで、参照する情報の管理、学習状況のレポート、既存システムとの連携、そして費用が大きく変わるからです。
ランキングの評価基準
- 学習者の使いやすさ:ツールに合わせて無理をすることなく、自然に質問したり、続けて聞き返したりできるか。
- 作成者の導入の手間:技術に詳しくない研修担当者が、自社のコースやナレッジベースにAIチューターとして導入するまでに、どれだけの手間がかかるか。
- 回答の質:流暢さだけでなく、正確さや深さ、そしてわからないことをわからないと認めるかどうか。
- 連携:既存のLMSに組み込めるか、それとも学習者に別のアプリを使わせることになるか。
各ツールについては、特に次の2つの問いを意識して検証しました。1) 生徒にとって、このAIチューターはどれほど役に立つか。2) 研修チームは、このAIチューターをどれだけ早く導入できるか。
AIチューターは本当に効果があるのか
個別指導の効果は、プログラムの内容や学習者の層によって変わります。1984年にブルーム(Bloom)が示した、人による個別指導の成果は歴史的な背景として参考になりますが、AIアプリの効果を約束するものではありません。私が重視するのは、学習者が自力で解けるようになったかの確認と、学習者がつまずいたときにAIチューターがどう対応するかです。
2025年に発表されたハーバード大学の物理学の個別指導に関する試験では、対象の授業について、アクティブラーニングと比べて大きな学習効果が確認されました。ナイジェリアのエド州では、2024年に実施された6週間のプログラムがCopilotによる個別指導と教員の指導を組み合わせ、0.31標準偏差の学習効果を上げています。どちらも、あらゆるチャットボットに同じ効果があると考えるのではなく、きちんと設計された個別指導プログラムを検証すべきだという根拠になります。
製品を試すときに役立つのは、学習者が自分で考える必要があるかどうかという視点です。解説を求め、別の例題に挑戦し、初見の問題を助けなしで解く。答えを出すだけのツールでも学習には使えますが、成果を左右するのは学習の設計と学習者の取り組み方です。
おすすめAIチューター(AI家庭教師)の比較
| ツール | 最適な用途 | 確認したいポイント |
|---|---|---|
| Khanmigo | 教科に沿った段階的な学習 | 学習者・学校の利用条件と対応コンテンツ |
| Gemini ガイド付き学習 | 柔軟な解説と演習 | 情報の正確さ、アカウントと地域ごとの機能 |
| Photomath | 数学の解き方の手順 | 読み取り精度、前提条件、有料の解説 |
| ChatGPT 学習モード | 段階的な個人学習 | 正確さ、学習者の自立、利用上限 |
| Brainly | 宿題の解説とサポート | 現在のAI機能と回答の質 |
| TutorAI | テーマ別の学習セッション | 情報の深さ、アカウント、現在の提供内容 |
| Coursebox AI | コースの作成・配信と連動したAIチューター | 参照元の制限、レポート、プランの利用枠 |
| Smodin | 文章作成ツールと一緒に使える学習サポート | 実際の指導の深さと情報源の検証 |
| Mindgrasp AI | 資料や講義についての質問 | 参照元の表示と、正式導入に向いているか |
| 360Learning | 従業員研修に組み込まれたAIサポート | 設定済みのコンテンツ、連携、対象者のライセンス |

評価基準で使いやすさを最優先にしたのは、学習者がそのツールを使い続けるか、検索エンジンに戻ってしまうかがそこで決まるからです。ただし、自分で使うだけでなくAIチューターを導入する立場なら、費用の面でも、導入後に悔やまないためにも、いちばん重要なのは連携です。
1. Khanmigo

おすすめの対象:Khan Academyで学ぶ小中高生
KhanmigoはKhan Academyの教科に沿った段階的な学習を提供し、質問やヒントを通じて、学習者が自分で答えにたどり着けるよう導きます。比較の際は、こうした学習サポートの進め方に加えて、学習者の利用条件や学校での導入形態も確認しましょう。
- 学習者の使いやすさ:すでにKhan Academyを使っていれば、とても簡単に使えます。テーマごとにしっかり考えて理解できるよう、たくさん問いかけてくれるので、勉強には向いています。一方で、質問するとすぐに答えを返す汎用的なLLMのつもりで使うと、かなりもどかしく感じます。
- 作成者の導入の手間:Khanmigoの現在の教員向けツールと学習者の利用条件を、手元のカリキュラムと照らし合わせましょう。学校向けの段階的な学習アカウントを契約するのと、自社の資料で作った管理型コースにAIチューターを導入するのとでは、検討すべき内容がまったく異なります。
- 回答の質:Khan Academyが扱う教科(小中高の数学、理科、人文科目)には強い一方、仕事に関する専門的な質問では汎用モデルの回答になります。
- 導入:Khan Academyや学校での利用形態は、他社のLMSに独自のAIチューターを追加する場合とは仕組みが異なります。連携がないと思い込まず、現在の学校向け連携の内容と対応コンテンツの範囲を確認しましょう。
教科に沿った段階的な学習が目的なら、Khanmigoは有力な候補です。独自のナレッジベースや学習記録が必要な研修チームは、それらの要件を別に検討すべきです。
実際に試してわかったこと:Khanmigoはあえて答えを教えず、ソクラテス式で答えへと導きます(ソクラテス式とは、自分で答えにたどり着けるまで問いかけを重ねる方法です)。教え方としては優れていますが、とにかく答えを知りたい学習者にはもどかしく感じられます。私の場合は応答の遅れもあり、待ち時間のせいで学習がさらに長引きました。こうした手間は承知のうえで、時間をかけてテーマを深く理解したい学習に使うのがおすすめです。すぐに答えを得るためのツールではありません。
料金:学習者・家族向けプランは現在、月額US$4または年額US$44で、利用できる地域に条件があります。教員向けツールは無料ですが、学習者が制限なく使える個別指導が含まれるわけではありません。
2. Gemini ガイド付き学習(Guided Learning)

Gemini ガイド付き学習は、解説、質問、図などの視覚資料、演習を組み合わせてテーマを学べる機能です。幅広い学習サポートとして比較するなら、以前の単体アプリSocraticではなく、Googleが現在提供しているこの機能が候補になります。
難しい概念を順を追って解説してもらい、理解できているか確認してから次に進むよう頼んでみてください。ただし、会話を進めるのは学習者自身です。学習目的の会話であっても、研修担当者がLMS上で評価記録を受け取れるわけではありません。
私の評価:幅広い教科を柔軟に学ぶのに便利です。事実に関する説明や数学の手順は教材と照らし合わせ、チャットを使わずに新しい問題に挑戦してみましょう。
料金:Geminiには無料で使える範囲と、利用上限やアカウント条件が異なる有料のGoogle AIプランがあります。学習者のアカウントと地域で使える学習機能を確認しましょう。
3. Photomath

おすすめの対象:解き方の手順をすぐに知りたい数学の学習者
印刷された数式にカメラを向けるだけで、すばやく正確に解いてくれます。
- 学習者の使いやすさ:目の前にある数学の問題には抜群ですが、手順は示しても、その理由まで説明してくれるとは限りません。
- 作成者の導入の手間:かかりません。独自コンテンツには対応していません。
- 回答の質:計算問題には強い一方、数式以外のことにはまったく対応できません。
- 連携:なし。
得意分野の中では正確ですが、そこから一歩外れると役に立ちません。
実際に試してわかったこと:カメラの読み取り精度は照明次第です。問題を読み違えたときは、内蔵の電卓に数式を入力し直しました。結局、正確な解答を得るのに頼りになったのは、カメラをかざすだけの読み取りではなく、この手入力のほうでした。
料金:基本アプリは無料で、有料のPlus機能があります。どこまで詳しい解説が必要か、アプリストアでの価格、対応する問題の種類で判断するとよいでしょう。
4. ChatGPT 学習モード

ChatGPTの学習モードでは、段階的な解説や質問、理解度の確認を受けられます。会話の中で共有した資料を活用し、学習者の答えに合わせて進め方を変えてくれます。なお、QuizletのQ-Chatは2025年6月に提供を終了しているため、現在の選択肢にはなりません。
まずテーマとレベル、そして自分では説明できない部分を伝えましょう。ヒントをもらいながら、手順を一つずつ自分で考えて問題を解いていきます。わかりやすい解説にも誤りが含まれることはありますし、学習者が学習モードを抜けたり、答えを直接求めたりすることもできます。
私の評価:管理された研修環境というより、柔軟に使える学習の相棒です。会話の後に学習者が初見の問題を解けるかを見て判断し、独自コースの管理やLMSへのレポートは別に検討します。
料金:学習モードはChatGPTの無料プランと有料プランで使え、アカウント、モデル、機能に制限があります。個人向けプランに、組織での導入やAPI連携が自動的に含まれるわけではありません。
5. Brainly

おすすめの対象:長年蓄積された回答がある、教科書の定番問題を解きたい人
Brainlyは現在、コミュニティでの蓄積に加えて、宿題の解説、段階的な手順、復習、保護者向けのサポートを組み合わせています。すべての回答をコミュニティからの丸写しとみなさず、現在の機能構成で比較しましょう。
- 学習者の使いやすさ:おなじみのQ&A形式で、使ううえで不便はありません。人の回答を待つより早く答えが得られます。
- 作成者の導入の手間:かかりません。個人向けのプラットフォームです。
- 解答の手順と解説が、学習者のコースの内容と合っているか確認しましょう。私なら、あいまいな質問と初見の例題を試し、最終的な答えがもっともらしいかだけでなく、学習者が解き方を理解できているかを確かめます。
- 連携:なし。
一般的な質問には十分ですが、コンプライアンス研修やオンボーディングのコースには決して使いたくありません。
実際に試してわかったこと:回答の質にばらつきがあります。学びになるしっかりした解説が返ってくる質問もあれば、理由の説明がなく最終的な答えだけの質問もありました。理解を深めるのが目的なら、どちらが返ってくるか予測できない点こそが最大の弱点です。
料金:個人向けプランの内容は、国や、学習者向けか保護者向けかによって異なります。AIによる演習、人によるサポート、更新条件は分けて見ておきたいところです。
6. TutorAI

おすすめの対象:なじみのないテーマの概要をすばやくつかみたい人
テーマを入力するだけで、設定なしに構成の整ったレッスンが作成されます。
- 学習者の使いやすさ:操作は簡単ですが、狭い範囲のことを1つ聞いただけなのに、的確な答えではなくカリキュラム全体が返ってくることがよくあります。
- 作成者の導入の手間:TutorAIは現在、宿題のアップロード機能を備え、法人向けサービスも案内しています。独自資料が使えるかどうかも含め、必要な参照コンテンツの取り込みや研修向けの導入に対応しているかを確認しましょう。
- 回答の質:一般的なテーマなら十分ですが、専門分野では表面的な説明にとどまり、どこから先に対応できないのかを示すこともありません。
- 連携:なし。
私の評価:個人学習向けなら、テーマからコースを作る機能と宿題サポートの使い勝手を他のツールと比べてみましょう。管理型のコースとして導入する場合は、コンテンツの入力方法、権限、学習記録を別に確認する必要があります。
料金:現在の個人向けサブスクリプションと利用枠を、案内されている法人向けの提供内容と比較しましょう。個人の学習アカウントの料金から、独自コースとして導入する場合の料金はわかりません。
7. Coursebox AI

おすすめの対象:自社のコースの中に、教材に基づいて制御できるAIチューターを置きたい人材育成チーム
Courseboxは私が働いている会社のプラットフォームで、コースの作成、評価、配信の機能を備えています。そのAIチューターは、コースの内容をもとに受講者の質問に答えます。
Courseboxでは、コースの内容で学習したAIチューターが自動でコースに組み込まれ、汎用モデルではなくそのコースの教材をもとに回答します。
- 学習者の使いやすさ:コース内での使い勝手は優れており、100以上の言語で24時間いつでもリアルタイムに回答します。内蔵のAIチューターはCourseboxのコース内で動作しますが、外部のチャットボットをiframeで埋め込むこともできます。
- 作成者の導入の手間:AIチューターはCourseboxのコースと一緒に作成されるので、作成後に参照資料と設定を確認します。受講者に公開する前に、資料にない質問への回答と、資料を更新した後の挙動を試しておくのがおすすめです。
- CourseboxではAIチューターの回答をコースの教材の範囲に制限できます。資料にない情報、矛盾する情報、古い情報を使って、その境界を試してください。制限の設定は回答範囲の管理に役立ちますが、正確さを保証するものではありません。参照元の表示のされ方も、現在の受講者画面で確認しましょう。
- 連携:選択したSCORMまたはLTIでの配信方法、プランの対象範囲、LMSに返される学習記録を確認しましょう。また、配信先のLMS上でもAIチューターがCoursebox側でホストされたまま動作し、インターネット接続が必要かどうかも確認が必要です。
コースの作成、評価、受講者への配信と連動したAIチューターを求めるチームなら、候補に入れたいツールです。実際のレポート、受講者の権限、外部LMSからの起動は、トライアル中に試しておくと安心です。
実際に試してわかったこと:私はCourseboxで働いており、社内でのテストにも関わってきました。コースと連動したAIチューターと参照元の設定のおかげで、学習中の教材に絞ったサポートができます。それでも、教材の範囲外の質問を試し、参照元も確認しています。より幅広い回答が必要な場合は設定を見直し、配信先のLMSで使えるAIチューターとコースの書き出し方法も確認しましょう。
料金:無料プランでは、1つ最大5ページのミニコースを3つまで作成でき、受講者数は無制限ですが、AIの利用枠には上限があり、Courseboxのウォーターマークが入ります。有料プランでは、作成できる量、自社ブランドのLMS、書き出し、連携の範囲がプランによって異なります。
8. Smodin

おすすめの対象:文章作成のサポートと学習サポートを1つのサービスで済ませたい学生
SmodinはまずAIによる文章作成・リサーチのアシスタントであり、個別指導は付随的な機能です。実際に使うと、そのことがはっきりわかります。
- 学習者の使いやすさ:機能面では問題ありませんが、学習者を第一に考えた作りではありません。画面が文章を作成するために設計されているため、学生の側が合わせる必要があります。
- 作成者の導入の手間:主な提供内容は文章作成ツールです。独自コースのAIチューターとして使う前に、参照資料の入力方法や研修を管理する仕組みがあるかを確認しましょう。
- 回答の質:Smodinの現在のチャットで、参照元の扱いと実際の指導のやり取りを確認しましょう。文章作成やリサーチのツールが、そのまま学習者を支援する仕組みになるわけではありません。
- 連携:なし。
文章作成と学習サポートをまとめて使いたいなら選択肢になりますが、肝心の個別指導は専用ツールに劣ります。
実際に試してわかったこと:内蔵チャットの情報を原稿に加える作業は、思ったより手間がかかりました。チャットの回答は自動では原稿に反映されず、内容を読んで別の文章作成ツールに切り替え、打ち直してから挿入ボタンを押す必要がありました。一方、先にアウトラインを編集しておくと、最終的なエッセイにきちんと反映されました。
料金:文章作成とAIの利用はプラン制です。「チューター」という名前だけで文章作成のセットを買うのではなく、チャットの利用枠と実際の学習サポート機能を確認しましょう。
9. Mindgrasp AI

おすすめの対象:自分の資料について質問しながら自主的に学びたい人
PDF、講義の録音、動画をアップロードすると、Mindgraspがその内容に基づいたノート、要約、Q&Aを作成します。
- 学習者の使いやすさ:自分の資料で勉強するという用途にはぴったりです。アップロードして質問するだけで、指示を工夫する必要もありません。
- 作成者の導入の手間:個人で使う分には手間はほとんどかかりません。指導者が資料一式を共有すれば学習者も使えますが、コースの構成や進捗管理の機能はありません。
- Mindgraspの資料に基づく回答は、資料の内容を確認するのに便利ですが、資料に基づいているからといって誤りがなくなるわけではありません。頼りにする前に、資料にない情報について質問したり、回答の根拠となった箇所を示すよう求めたりして試しましょう。
- 連携:限定的です。SCORMやLTIには対応していないため、コースの中ではなく、コースと並行して使う形になります。
アップロードした資料を使った自主学習には便利です。正式なコースとして導入する場合は、学習者のアクセス、進捗の記録、連携を別に確認する必要があります。
実際に試してわかったこと:アップロードした資料の分析に数分かかり、その後チャットボット形式のAIチューターに質問できるようになります。回答は正確で、アップロードした資料のどこが根拠かも示してくれました。ただ、こちらに問いかけてくることはなかったので、自分の資料を学習させただけの基本的なチャットボットという印象でした。
料金:サブスクリプションと利用枠はプランによって異なります。資料のアップロード数、録音の長さ、AIへの質問数が実際の講義の量に見合うかが、プラン選びのポイントです。
10. 360Learning

おすすめの対象:ピアラーニングを大規模に展開する大企業
協調学習の仕組みにAIコーチングを組み込んだ、企業向けの人材育成プラットフォームです。組織で導入するまでは、実力を本格的に評価するのは難しいでしょう。
- 学習者の使いやすさ:導入済みのコース内では使いやすいものの、まず組織全体の合意が必要です。
- 作成者の導入の手間:かなりかかります。コースの作成は本格的な導入プロジェクトで、半日で終わるものではありません。
- 回答の質:AIコーチングは組織内の専門家が作成したコンテンツに基づくため、質は人材育成チームが用意した内容次第です。
- 連携:充実しています。SSO、LTI、HRIS、APIでの連携に対応しています。
協調型の従業員研修の中にAIサポートを組み込みたい場合は、360Learningを比較対象に入れましょう。導入にかかる期間は一概には言えず、対象者、参照コンテンツ、連携、研修の進め方によって変わります。
問いかけ型のツールだからといって、試験や課題での使用が自動的に認められるわけではありません。課題ごとのAI利用と開示に関するルールに従ってください。学習では、AIチューターを解説、演習、自分の考えの確認に使い、その後は初見の問題に自力で取り組みましょう。
料金:Teamプランは現在、ユーザーあたり月額US$8からで、大規模な導入や追加の要件がある場合は個別見積もりになります。実際に利用できる学習者数、連携機能、AIの利用枠を比較しましょう。
目的別に選ぶなら:おすすめのAIチューター
- 数学の解き方を一歩ずつ確かめたいなら:Photomathは問題を読み取り、解答までの手順を示してくれます。教科をまたいだ幅広い質問にはGemini ガイド付き学習が向いています。
- テスト勉強や受験対策でじっくり理解したいなら:答えをすぐには教えず、問いかけで理解へ導いてくれるKhanmigoが合っています。
- レポート・小論文の作成や調べものなら:Smodinが便利です。
- フラッシュカードで暗記したいなら:定番はQuizletです。
- 資料や講義ノートを読み込みたいなら:分量の多い資料も、Mindgraspが要約と確認問題にまとめてくれます。
- 語学なら:体系的に練習するなら、今もDuolingoが頭一つ抜けています。今回取り上げた汎用のAIチューターは、どれも及びません。
- 企業研修やチームの研修なら:Courseboxを使えば、自社の教材に基づいて回答する専用のAIチューターを作成できます。
よくある質問
AIチューターとは、言語モデルを使い、学習者の質問に答えたり概念を説明したりしながら、対話形式で学習を支えるソフトウェアです。汎用モデルで動くものもあれば、特定のコンテンツ(コース、資料のライブラリ、フラッシュカードのセットなど)で学習し、その内容に基づいて回答するものもあります。
目的によって最適なツールが異なるため、1つには決められません。小中高生ならKhanmigo、自分の資料について質問したいならMindgrasp、LMSに配信するコースにAIチューターを組み込みたい研修担当者ならCourseboxです。学ぶ側なのか、作る側なのかに合わせて選びましょう。
なりません。いつでもすぐに、根気よく説明するのは得意ですが、学習者の気持ちを読み取ること、やる気を引き出すこと、見慣れない問題に対応することは苦手です。現実的な役割は最初の窓口としてのサポートで、その分、人間の講師はより難しい指導に集中できます。
自信満々に間違えることもあります。優れたツールでも、得意分野以外の質問では、もっともらしい誤答を、たいていは迷いを見せずに返してきます。特定のコンテンツ(手元のPDFやコースなど)に基づくAIチューターは汎用モデルよりハルシネーションが少ないものの、重要な内容は必ず確認しましょう。
ChatGPTの学習モードとGemini ガイド付き学習には、アカウントや利用条件付きで無料で使える範囲があります。Khanmigoの教員向けツールは無料ですが、学習者・家族向けのサブスクリプションは別の有料サービスです。Courseboxの無料プランでも、機能は限られますがコース内でAIチューターを試せます。学習者が実際に使える範囲と利用枠は、ツールごとに異なります。
最も効果的なのは、自社の教材で学習させたAIチューターをコースに組み込み、LMSに配信できる形にすることです。Courseboxのようなツールなら、コースとAIチューターをまとめて作成でき、SCORMでの書き出しやLTIでの連携にも対応しているため、受講者は個人向けアプリに移ることなく研修の中でサポートを受けられます。
執筆:Parshad Desai(Courseboxマーケティング担当)

Parshad Desai
パルシャッド・デサイは、テクノロジーとイノベーション分野で二十年以上の経験を持つベテラン起業家で投賄家です。複数の成功したスタートアップの共同創業者を務め、世界中の新興企業にグローバルなアドバイスを提供しています。


