# 構成主義学習理論とは？種類・原則・研修での実例

> 構成主義学習理論を原典からひもときます。ピアジェからパパートまでの種類、6つの原則、ガイド付きで進める4つの設計手法、事例とテンプレートを紹介します。

**Author:** Carolina Martin  
**Published:** 2025-05-25  
**Updated:** 2026-10-13  
**Categories:** Instructional Designers

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架空の会社の話です。火曜日の朝、入社したばかりの買掛金担当者が1通のメールを開きます。長年の取引先のいつもの担当者からで、「今週以降のすべての支払い」について振込先口座を変えてほしいという内容です。新しい口座情報を記したレターヘッド付きの書面も添付されています。彼女は先月の新人研修で請求書の入力と支払処理を学び、確認クイズにも合格していました。いつもの担当者からの依頼なら問題ないというのがこれまでの経験だったので、そのまま登録情報を書き換えます。クイズで確かめていたのは、教わったことを思い出せるかどうかだけでした。こうした依頼に向き合う練習は、一度もなかったのです。

筆者はCourseboxでインストラクショナルデザイナーをしています。Courseboxは、コースの要件からアウトラインを作る[インストラクショナルデザインソフトウェア](https://www.coursebox.ai/ja/instructional-design-software)を開発しているため、コースの設計方法については利害のある立場だということを先にお伝えしておきます。この担当者のミスは、構成主義で説明できます。人は新しい経験を、すでに信じていることに当てはめて解釈します。そしてその思い込みは、根拠や説明、振り返りを通じて修正できます。本記事では、提唱者自身の言葉で理論を確認したうえで、種類と原則、ガイドの効果をめぐるエビデンス、1つの経理コースを例にした4つの設計手法、無料テンプレート2点を紹介します。

## 構成主義学習理論とは

構成主義学習理論とは、人は教師や本、画面から出来上がった知識を受け取るのではなく、新しい経験をすでに知っていることに照らして解釈し、うまく当てはまらなくなったときに理解を作り変えながら知識を築いていく、という考え方です。

[図を拡大して見る](https://cdn.sanity.io/images/3qyhkhue/production/204ba9bd80e2bc65b15e1c9550a41475735f5edc-1600x1120.webp)

ラディカル構成主義と最も深く結びついた哲学者エルンスト・フォン・グレーザーズフェルド（Ernst von Glasersfeld）は、[1989年の百科事典の項目](https://www.vonglasersfeld.com/papers/114.pdf)で、構成主義を次の2つの原則にまとめています。

- 「知識は受動的に受け取られるのではなく、認識する主体によって能動的に築き上げられる」
- 「認識の働きは適応的なものであり、存在論的な現実の発見ではなく、経験の世界を組織化することに役立つ」

2つ目の原則が言っているのは、私たちの知識は行動を支える実用的なモデルであり、それがうまく機能するかどうかで評価される、ということです。構成主義は人が物事を知るようになる過程についての理論であって、指導法そのものではありません。ただし、設計者はそこから手法を引き出しています。設計者にとって変わるのは出発点です。学習者がすでに信じていることから始め、その思い込みが通用しなくなる場面を示す問題を用意します。

この理論には、いくつかの系統があります。

| 種類 | 主な人物 | 中心となる考え方 | コースに求めること |
| --- | --- | --- | --- |
| 認知的構成主義 | ジャン・ピアジェ | 人は新しい経験を既存の心的構造に取り込み、経験が収まらないときにはその構造自体を変える | 学習者はすでに何を信じていて、何がその考えの限界を示すか？ |
| 社会的構成主義 | レフ・ヴィゴツキー（この呼び名は後の研究者によるもの） | 考え方は、まず人と人との間に現れ、その後で個人の中に現れる | 学習者は誰と一緒に取り組み、誰がより有能な仲間になるか？ |
| ラディカル構成主義 | エルンスト・フォン・グレーザーズフェルド | 知識は現実を写しているかどうかではなく、経験の中でうまく機能するかどうかで判断される | より難しいケースでも、学習者のルールは通用するか？ |
| 表象様式 | ジェローム・ブルーナー | 人は知っていることを行為・映像・記号の3つで表し、生涯を通じてそのすべてを使い続ける | 学習者はそれを実行し、思い描き、言葉で説明できるか？ |
| 構築主義（構成主義に近い理論） | シーモア・パパート | 人は他者から見えるものを作るとき、特によく学ぶ | 学習者は何を作り、共有するか？ |

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この考え方に基づいた職場のプログラムを見ると、ガイド付きの構成主義的な実践がどういうものかがよくわかります。現実的な問題があり、取り組み方は学習者自身が計画し、必要なときにはコーチに頼れる、という形です。

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## 構成主義の起源と創始者

構成主義に、ただ1人の創始者はいません。フォン・グレーザーズフェルドは、「構成主義的な知識論を初めて明示的に定式化した」のは1710年のイタリアの哲学者ジャンバッティスタ・ヴィーコ（Giambattista Vico）だとし、それを初めて「発達理論の主要な構成要素」にしたのはジェームズ・マーク・ボールドウィンとジャン・ピアジェだと述べています。構成主義の父と最もよく呼ばれるのはピアジェです。

| 年 | 人物 | 加えたもの |
| --- | --- | --- |
| 1710 | ジャンバッティスタ・ヴィーコ | フォン・グレーザーズフェルドによれば、初めて明示的に示された構成主義的な知識論 |
| 1954 | ジャン・ピアジェ | 英訳版『The Construction of Reality in the Child』で同化と調節を提示 |
| 1964 | ジャン・ピアジェ | 学習を能動的な同化として要約し、均衡化を自己調整として説明 |
| 1964 | ジェローム・ブルーナー | 3つの表象様式：行為的、映像的、象徴的 |
| 1978 | レフ・ヴィゴツキー | 英訳版『Mind in Society』で発達の最近接領域を提示 |
| 1989 | エルンスト・フォン・グレーザーズフェルド | 構成主義の2つの原則と、「些末な」構成主義とラディカル構成主義の線引き |
| 1991 | シーモア・パパートとイディット・ハレル | 構築主義：他者から見えるものを作ることを通じた学習 |
| 1995 | D. C. Phillips | 構成主義の多様なバージョンを整理する視点と、その行き過ぎへの批判 |
| 2006 | Paul Kirschner、John Sweller、Richard Clark | 最小限のガイドでは初心者に効果がないという主張 |
| 2021 | Tanmay Sinha、Manu Kapur | 指導の前に問題解決をさせる順序についてのメタ分析 |

原典を1つだけ読むなら、フォン・グレーザーズフェルドの公式サイトで無料公開されている[教育における構成主義についての2ページの百科事典項目](https://www.vonglasersfeld.com/papers/114.pdf)がおすすめです。続けてD. C. Phillipsの1995年の論文[「The good, the bad, and the ugly」](https://doi.org/10.3102/0013189X024007005)を読むと、各バージョンの違いと、どこで行き過ぎているかがわかります。

## 本記事で使う例：取引先の振込先口座の変更依頼

ここからは、架空の例を1つ通して使います。ある中堅製造業の会社が、入社3か月以内の買掛金（AP）担当者向けに、自分のペースで進められる短いコースを作るとします。担当者は請求書の入力や週次の支払処理はできますが、取引先の振込先口座の変更依頼を扱ったことはなく、確認手順も読んだことがありません。そのため、職種名だけを根拠にこの知識があると見なすことはできません。

ケースはこうです。週次の支払処理の2日前にあたる火曜日、長年取引のある梱包資材メーカーのいつもの担当者から、取引銀行を「変えた」ので「今週以降のすべての支払い」について振込先口座を更新してほしい、というメールがAP宛てに届きます。新しい口座情報を記したレターヘッド付きの書面も添えられています。この取引先への$48,600の請求書は木曜日の支払処理で支払う予定で、メールのドメインはいつものものと1文字だけ違っています。コースでは、この判断に必要なものをすべてそろえたケース資料一式を用意します。

- メールと書面
- 取引先マスターにある登録情報：口座情報、登録済みの電話番号、4年間変更がないことを示す変更履歴
- 支払処理のスケジュール
- 手順書：口座情報の変更は、依頼に書かれた番号ではなく必ず登録済みの電話番号で取引先に電話して確認し、次回の支払いまでに別の担当者の承認を得ること

コースを終えた担当者には、登録情報と手順書に照らして「保留」「確認」「支払い」のどれを選ぶかを判断し、その理由を文章で説明し、次回に備えて自分なりのチェック方法を作れるようになってほしいところです。この例が構成主義に向いているのは、新人担当者が「いつもの担当者からの依頼なら安全」という、もっともらしいけれど誤ったルールを持って着任し、ケースがそのルールと食い違うからです。しかも誤った判断には実際の損失が伴うため、設計にはガイドが欠かせません。

## 構成主義の種類

種類の公式な一覧はありません。Phillipsは各バージョンを箱に分けるのではなく、知識の構築が個人的なものか社会的なものかといった軸の上に位置づけました。インストラクショナルデザインでよく挙げられるのは、認知的構成主義、社会的構成主義、ラディカル構成主義の3つで、ブルーナーの表象様式とパパートの構築主義はそれに近い理論です。以下ではどの種類も同じ流れで、中心となる主張、コースで変わること、APコースでの具体例の順に説明します。

### 1. 認知的構成主義（ピアジェ）

認知的構成主義は、一人ひとりが自分の頭の中でどのように知識を築くかを扱います。ジャン・ピアジェ（Jean Piaget）は1964年に、「知識は現実の写しではない」と端的に述べています。さらに、「対象を知るとは、それに働きかけることである」とも書いています。

同化とは、新しい経験をその人がすでに持っている構造に取り込むことで、調節とは、経験が収まらないときにその構造自体を変えることです。ピアジェは_『The Construction of Reality in the Child』_の中で、「同化は保守的」であり、「調節は変化の源」であって、「あらゆる知識は、対象への調節であると同時に主体への同化でもある」と書いています。この2つは交互に起こる段階ではありません。1964年の論文では、両者のバランスをとる過程を均衡化と呼び、「自己調整の過程」と説明しています。

ピアジェの4つの発達段階は、子どもの思考がどう発達するかを描いたもので、「子どもが、私が形式的操作または仮説演繹的操作と呼ぶ水準に達する」ところで終わります。職場で大人がどう学ぶかの指針ではありません。職場では、学習者がその業務についてすでに何を知っているかが、注目すべき要素になります。

- **中心となる主張：**人は新しい経験を、すでに信じていることを通して理解します。そしてその考えは、根拠や説明、振り返りに取り組むなかで修正できます。
- **コースで変わること：**説明する前に、学習者がいま何を信じているかを把握し、その誤った考えには当てはまらないケースを設計します。
- **APコースでは：**担当者の最初の回答から、彼女がいま持っているルールが見えてきます。1文字違いのドメインと「今週以降のすべての支払い」という期限は、「いつもの担当者なら安全」というルールに合いません。この食い違いによって、ルールは「誰からの依頼であっても、取引先の登録情報と照らし合わせる」へと書き換わります。

### 2. 社会的構成主義（ヴィゴツキー）

社会的構成主義は、思考がまず人と人との間で育ち、その後で個人の中で育つ過程を扱います。レフ・ヴィゴツキー（Lev Vygotsky）は_『Mind in Society』_（1978年、57ページ）で、発達におけるあらゆる機能は「二度現れる。最初は社会的な次元で、次に個人的な次元で」と書いています。彼の言う発達の最近接領域とは、一人でできることと、「大人の指導のもとで、あるいはより有能な仲間との協働によって」できることとの差です（86ページ）。後の研究者はこの支援者を「より知識のある他者」と呼びますが、この表現自体は本の中には出てきません。

「社会的構成主義」という呼び名がヴィゴツキーに当てはめられたのは、後になってからです。アデレードの研究者LiuとMatthewsは、[2005年のヴィゴツキー哲学のレビュー](https://files.eric.ed.gov/fulltext/EJ854992.pdf)で、「ヴィゴツキーが自らを社会的構成主義者と考えていたかどうかは、私たちにはわからない」と書いています。それでも、彼はこの系統を代表する人物であり続けています。足場かけ（スキャフォールディング）という言葉もよくヴィゴツキーのものとされますが、実際には[David Wood、ジェローム・ブルーナー、Gail Ross（1976年）](https://doi.org/10.1111/j.1469-7610.1976.tb00381.x)によるものです。彼らはこの言葉を、学習者がまだ一人ではこなせない課題をやり遂げられるよう、チューターが与える手助けを指して使いました。

- **中心となる主張：**考え方は、共同での活動や会話の中で始まり、やがて個人のものになります。
- **コースで変わること：**学習者が誰と一緒に考えるかを計画します。専門家や力のある同僚など、より有能な相手を含めましょう。
- **APコースでは：**担当者は、同じ依頼に対する同僚2人の判断と、以前の依頼についての先輩担当者の考え方を読みます。この先輩担当者が、より有能な仲間にあたります。

### 3. ラディカル構成主義（フォン・グレーザーズフェルド）

ラディカル構成主義は、フォン・グレーザーズフェルドの2つの原則をどちらも受け入れます。彼は1989年の項目で、「第1の原則だけを受け入れることは、両方を受け入れる者からは些末な構成主義と見なされる」と書いています。知識に対して彼が設けた基準は、知識は「『実行可能（viable）』でありさえすればよい」というもので、経験が私たちの行動や思考に課す制約の範囲内に収まっていればよい、という意味です。

この立場はよく、現実は存在しない、あるいはすべての知識は主観的だと主張するものだと説明されます。フォン・グレーザーズフェルドは[構成主義的な教育についての1995年の章](https://www.vonglasersfeld.com/papers/172.pdf)でこの解釈を退け、「私は『絶対的な』現実を否定したことは一度もない。懐疑論者と同じく、私たちにはそれを知る手段がないと主張しているだけだ」と述べています。[1990年の解説](https://www.vonglasersfeld.com/papers/127.pdf)ではさらに、「身体的なものであれ概念的なものであれ、すべての行為は制約を受ける」と付け加えています。人が好きなように現実を構成できないのは、このためです。

- **中心となる主張：**知識とは、経験の中で機能するかしないかが問われるモデルであり、機能しなくなったときに修正されます。
- **コースで変わること：**学習者の誤りを、その人が使っているモデルについての情報として扱い、そのモデルが通用しなくなるケースを与えます。
- **APコースでは：**「いつもの担当者なら安全」というルールは、何か月にもわたる日常的な請求書処理では通用していましたが、火曜日の依頼では通用しなくなります。目指すのはより多くのケースで通用するルールで、それを与えてくれるのが手順書です。ただし、どんな答えでもよいわけではありません。請求書をそのまま支払うのは、やはり誤りです。

### 4. ブルーナーの表象様式

ジェローム・ブルーナー（Jerome Bruner）は、発見学習（1961年）とらせん型カリキュラムによって、構成主義者の一人に数えられることがよくあります。らせん型カリキュラムとは、コースが同じ大きな概念に何度も立ち返り、そのたびに理解を深めていくべきだという1960年の提案です。研修で最も使いやすい考え方は、[認知発達についての1964年の論文](https://doi.org/10.1037/h0044160)にあります。そこで彼は「3つの表象様式」として、「行為的表象、映像的表象、象徴的表象」を挙げました。行為的な知識は、ロープの結び方のように動作の中に、映像的な知識はイメージの中に、象徴的な知識は言語やその他の記号の中に保持されます。ピアジェの発達段階と違い、3つの様式は「生涯を通じてほぼそのまま残る」ため、大人も3つすべてを使います。

- **中心となる主張：**人は、やってみる、思い描く、言葉にする、という3つの方法で物事を知っており、それぞれが互いを支えています。
- **コースで変わること：**言葉だけに頼らず、実際に取り組む課題、その全体像を示す図、それを表す言葉の3つを学習者に与えます。
- **APコースでは：**担当者は取引先マスターの登録情報を自分で確認し（行為的）、依頼と支払処理の時系列を図で追い（映像的）、手順書を読みます（象徴的）。

### 5. 構築主義（パパート）

構築主義は構成主義に近い理論ですが、その別名ではありません。シーモア・パパート（Seymour Papert）とイディット・ハレル（Idit Harel）は1991年の章[「Situating constructionism」](http://www.papert.org/articles/SituatingConstructionism.html)で、構築主義は「学習を『知識の構造を築くこと』と捉える構成主義の含意を共有」しつつ、「学習者が他者に見せられる成果物を意識的に作る場面で、それが特にうまく起こるという考えを加える」と書いています。短く言えば「作ることによる学習」です。この章には、パパートの一人称で「構築キットが指導を悪いものと見なしている、と言いたいわけではない。そんな考えはばかげている」という一文もあります。

- **中心となる主張：**人は、他者が見て使えるものを作るとき、特によく学びます。
- **コースで変わること：**最後は、業務補助ツールやチェックリストなど、実際に使える成果物を学習者が作って共有する形で締めくくります。
- **APコースでは：**各担当者が、次に口座情報の変更依頼が来たときのための自分用の確認チェックリストを作り、共有します。

## 構成主義の原則

これらの種類には、6つの共通する原則があります。提唱者たちと、理論を手法に落とし込んだ設計者たちの考えから導いたものです。

| 原則 | 出典 | APコースでは |
| --- | --- | --- |
| 知識は学習者が築くもので、手渡されるものではない | フォン・グレーザーズフェルドの第1の原則とピアジェ | 誰かが手順を説明する前に、担当者が自分ならどうするかを決める |
| 新しい学びは、すでに信じていることから始まる | ピアジェの同化 | 最初の記述回答から、各担当者のいまのルールが見える |
| 戸惑いが学びを動かす | SaveryとDuffy、および期待の裏切りについてのKolodner | 1文字違いのドメインが「いつもの担当者から来た」という認識と食い違う |
| 理解は、他者やその場の状況と照らし合わせて試される | ヴィゴツキー、および社会的交渉についてのSaveryとDuffy | 担当者が自分の判断を同僚2人の判断と比べる |
| 知識は使われる場面と結びついている | 状況的認知についてのBrown、Collins、Duguid | ケースで実際の取引先登録情報、支払処理、手順書を使う |
| 役に立つ知識を築くには、十分なガイドが必要 | Mayer | 模範例、任意で使えるヒント、手順書が手元にある |

- **戸惑いが学びを動かす。**SaveryとDuffyの第2の命題は、「認知的葛藤や戸惑いが学習の刺激になる」というものです。Janet Kolodnerも失敗について同じことを述べており、期待が裏切られたとき「学ぶ必要が生まれる」としています。
- **知識は使われる場面と結びついている。**John Seely Brown、Allan Collins、Paul Duguidは1989年に、文脈から切り離して学んだ知識は「活用されないまま眠る」傾向があると論じました。実践共同体を通じた学びという関連する考え方は、[状況的学習論](https://www.coursebox.ai/ja/blog/zhuang-kuang-xue-xi-li-lun)のガイドで解説しています。
- **学習者にはガイドが必要。**Richard Mayerは[発見学習についての2004年の論文](https://doi.org/10.1037/0003-066X.59.1.14)で、学習者には「認知的に能動的になれるだけの十分な自由」と、「その認知活動が役に立つ知識の構築につながるだけの十分なガイド」が必要だと書いています。

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          "text": "構成主義のコースには正解も不正解もない、とよく要約されます。SaveryとDuffyは1995年にこれを否定し、「すべての見方、すべての構成が等しく実行可能なわけではない」と述べています。APコースで請求書を支払ってしまった担当者は、手順書に照らして誤った判断をしたのであり、コースはそれをはっきり伝えなければなりません。"
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  "title": "構成主義は、どんな答えも正しいという意味ではない",
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```

視覚・聴覚・運動感覚といった学習スタイルに内容を合わせることも、構成主義の原則ではありません。[Pashlerらによる2008年のレビュー](https://doi.org/10.1111/j.1539-6053.2009.01038.x)は、「学習スタイルの診断を一般的な教育実践に取り入れることを正当化する十分なエビデンスはない」と結論づけています。

## 構成主義的な指導に効果はあるのか？ガイドをめぐるエビデンス

エビデンスが支持しているのは、ガイド付きの構成主義的な指導です。最も厳しい批判が向けられているのは、ガイドを最小限にした指導です。

その批判は、Paul Kirschner、John Sweller、Richard Clarkの[最小限のガイドについての2006年の論文](https://doi.org/10.1207/s15326985ep4102_1)によるものです。彼らは、最小限のガイドによる指導は「生徒の学習過程へのガイドを重視する指導法よりも効果が低く、効率も悪い」と主張し、ガイドの利点が薄れるのは「学習者が『内的な』ガイドとなるだけの十分に高い既有知識を持っている場合に限られる」と述べています（75ページ）。Mayerは、能動的な学習からガイドのない活動へと飛躍することを「構成主義的指導の誤謬」と呼びました（15ページ）。[Alfieriらによる2011年のメタ分析](https://doi.org/10.1037/a0021017)では、支援のない発見学習は明示的な指導よりも学習成果が低く、フィードバックや模範例、足場かけを伴う発見学習はほかの方法を上回りました。

これに対し、Cindy Hmelo-Silver、Ravit Duncan、Clark Chinnは[2007年の反論](https://doi.org/10.1080/00461520701263368)で、問題基盤型学習や探究型学習は「高度に足場かけされている」ため（99ページ）、そもそも最小限のガイドではないこと、そして直接的な指導も「必要なときに必要なだけ」行えること（100ページ）を主張しました。その後、ガイド付きの設計を直接検証したメタ分析が2つあります。筆者が読めたのは公開されている要旨だけなので、ここで挙げる数値は要旨に基づくものです。

- **探究学習でのガイド。**Ard LazonderとRuth Harmsenは2016年に、[探究型学習に関する72件の研究を統合しました](https://doi.org/10.3102/0034654315627366)。ガイドは学習成果を高め、平均効果量はd = 0.50でした。
- **問題が先、指導が後。**Tanmay SinhaとManu Kapurは2021年に、[53件の研究にわたってこの2つの順序を比較しました](https://doi.org/10.3102/00346543211019105)。

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```

生産的失敗の原則に忠実な設計ほど効果は大きく、職場での研修については要旨に何も書かれていません。効果の高かった設計でも、指導はなくなっていません。変わるのは順序で、教えること自体は残ります。

どれだけガイドを与えるかは、学習者がすでに何を知っているかによります。Slava Kalyuga、Paul Ayres、Paul Chandler、John Swellerはこれを[熟達者逆転効果](https://ro.uow.edu.au/edupapers/136)と呼び、「経験の浅い学習者に非常に効果的な指導技法も、経験豊富な学習者に使うと効果を失い、逆効果になることさえある」と述べています（2003年、23ページ）。新人のAP担当者には手順書と模範例とヒントが必要ですが、10年の経験を持つ担当者には、より難しいケースと少ない支援が合っています。このAPコースでは、まず短いシミュレーションで初回の挑戦をさせて学習者の考え方を把握し、そのうえで教え、熟達に合わせて支援を減らしていきます。学習者がうまく取りかかれない場合は、先に模範例や説明を示します。問題から始める指導は設計上の選択であり、構成主義が求める条件ではありません。

## 1つのコースで見る、構成主義の4つの設計手法

職場のコースに特に合う構成主義的な手法が4つあります。それぞれについて、必要なもの、向いている場面、APコースでの役割を説明します。APコースでは、梱包資材メーカーの振込先口座を変えてほしいという火曜日の依頼を受けて、新人担当者が保留、確認、支払いのどれにするかを判断します。

### 1. 問題基盤型学習

問題基盤型学習（PBL）は、学習者が教わる前に取り組む問題を中心に学習を組み立てます。John Saveryは[2006年の概説](https://edtechbooks.org/lidtfoundations/overview_of_problem-based_learning)で、成功の条件として「構造化されていない問題」と「学習過程をガイドし、徹底した振り返りを行うチューター」の2つを挙げました。さらに、「PBLに慣れていない学習者には、かなりの指導上の足場かけが必要だ」とも述べています。

- **必要なもの：**業務から取った現実的な問題、調べるための資料、答えを教えずに導くファシリテーター、そして振り返り。
- **向いている場面：**学習者に取りかかれるだけの知識があり、調査と判断を要する問題が業務で起こるとき。
- **APコースでは：**火曜日の依頼がコース全体の軸になり、担当者はどんな説明よりも先にこの依頼に向き合います。手順書には正解があるため、このコースがPBLから取り入れるのは、答えが1つに決まらない自由度よりも、その順序（問題が先、次に調査、最後に振り返り）です。

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          "text": "では、118人の医師を無作為に割り付け、診療を比較できたのは78人（PBL群34人、講義群44人）でした。自分の診療記録から採点した12のガイドライン指標の達成度は、PBL群で74%から81%に、講義群で76%から79%に上がり、PBL群のほうが有意に大きく伸びました。知識テストの得点は同じでした。コースの評価はPBL群が10点満点で6.0、講義群が6.9で、プログラムの費用は約15%高くなりました。"
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    "alt": "白衣を着た3人の医師が木のテーブルに集まり、1人は座ってタブレットを操作し、2人は身を乗り出してのぞき込んでいる。手前にはノートと書類がある",
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### 2. 事例ベース学習

事例ベース学習では、実務から取った解決済みまたは途中まで解決した事例を使い、学習者が過去の例から新しい例へと推論します。Janet Kolodnerの[事例ベース推論についての1997年の論文](https://doi.org/10.1037/0003-066X.52.1.57)は、模擬顧客を相手にイエローページの広告販売を学ぶ電話会社の社員など、職場の例から始まり、学習者は「自分の経験を適切に振り返る」必要があると論じています。事例とPBLは、コースの中で置かれる位置が違います。SaveryとDuffyによれば、事例を使う手法の多くは「理解を確かめ、統合を助けるために、トピックを扱った後に」事例を示すのに対し、PBLでは「すべての学習が問題の検討から生まれる」のです。

- **必要なもの：**推論の手がかりになるだけの詳しさを持つ事例。専門家が何に気づき、なぜそう判断したかも含めます。
- **向いている場面：**実際の事例が手元にあり、1つの事例で下した判断を次の事例に生かす力を身につけたいとき。
- **APコースでは：**初回の挑戦の後、担当者は先輩担当者が別の取引先からの以前の変更依頼を処理する様子を見ます。先輩は何を確認し、なぜそうするのかを声に出して説明します。これは火曜日のケースの答えではなく、考え方の模範例です。

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          "text": "産業オートメーションでの熟練した故障診断は、生産停止のコストを減らすため、経済的な価値が高いスキルです。研究では社名が伏せられた「グローバルに事業を展開するドイツのテクノロジー企業」が、メカトロニクスの3年目の見習いを対象に、実在する自動車用プレス機のコンピューターシミュレーションを使って研修を行いました。このシミュレーションは認知的徒弟制に基づいて作られ、元の工場で経験豊富な保全作業員が故障を診断する動画が組み込まれていました。"
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          "text": "4日間の社内コースで、見習いの半数は、4〜6人のグループでほかの2台の機械の動画事例にも取り組みました。専門家が不具合に気づいた時点で動画が止まり、学習者は次に何を確認するかを書き留め、「どの種類の故障だと考えますか？」といった質問に答えます。その後、専門家の解決策を見て、自分の考え方と比べました。残りの半数は、代わりに故障診断のワークシートに取り組みました。"
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          "text": "では、42人の見習いを事前テストの得点で条件をそろえた21人ずつの2グループに分けました。研修と似たシミュレーター上の故障では、動画事例グループが故障を特定できた割合は56%、対照グループは30%でした（d = 0.92）。実際の生産設備である自動仕分け機では47%対38%で、この差は有意ではありませんでした。"
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  "heading": "事例：ドイツのテクノロジー企業での見習い向け故障診断研修",
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    "alt": "手袋をした手が、黄色い産業用パネルにつながれたデジタルマルチメーターの横で配線作業をしている",
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### 3. 探究型学習

探究型学習では、学習者が自分で情報を調べながら問いを探っていきます。Saveryは、PBLとの違いをチューターの役割で区別しました。探究型学習ではチューターは「情報の提供者」でもあるのに対し、PBLのチューターは「問題に関する情報を提供しない」のです。LazonderとHarmsenによる72件の研究のメタ分析の要旨では、探究型学習はガイドがあるほうが効果が高いと報告されています。

- **必要なもの：**調べるための情報やデータ、明確な問い、行き詰まった学習者へのヒントや説明。
- **向いている場面：**事実や記録をうのみにせず、自分で確かめることが業務で求められるとき。
- **APコースでは：**担当者はケース資料を自分で確認します。送信元のドメインを取引先マスターの登録情報と照合し、変更履歴、登録済みの電話番号、支払日も確認します。任意で使えるヒントは、答えではなく、どこを見ればよいかを示します。

### 4. 認知的徒弟制

認知的徒弟制は、専門家の考え方を目に見える形にしたうえで、段階的に学習者へ仕事を引き渡していく手法です。Allan Collins、John Seely Brown、Susan Newmanが1989年に提唱し、Collins、Brown、Ann Holumによる[1991年の論文「Making thinking visible」](https://www.isls-naples.psy.uni-muenchen.de/intro/all-webinars/collins/cognitive-apprenticeship.pdf)では、次の6つの方法が説明されています。

1. **モデリング：**専門家が課題を実演し、学習者がその過程のモデルを頭の中に作れるようにする。
2. **コーチング：**専門家が学習者の取り組みを見守り、「ヒント、足場かけ、フィードバック、モデリング、注意喚起、新しい課題」を与える。
3. **足場かけとフェーディング：**課題への支援を行い、その後「生徒が自力でできるようになるまで支援を徐々に取り除く」。
4. **アーティキュレーション：**学習者が自分の知識と考え方を言葉にする。
5. **リフレクション：**学習者が自分の問題解決を、「専門家や別の生徒、そして最終的には内面化された熟達の認知モデル」と比べる。
6. **探索：**学習者が自力で問題を解く。これは「支援のフェーディングが自然に行き着く到達点」である。

著者らによれば、足場かけには「生徒の現在のスキル水準やつまずきを正確に診断すること」が必要です。実際には、問題を出す前に、似た状況についての自由回答の質問を1つ投げかけましょう。ほとんどの学習者が取りかかれなければ先に模範例を加え、ほとんどがすでに正しいルールを持っていれば、より難しいケースを出します。

- **必要なもの：**考えを声に出して説明できる専門家、ヒントとフィードバック、支援が減るにつれて難しくなる課題。
- **向いている場面：**結果を見るだけでは学習者にわからない、専門家の考え方にスキルが左右されるとき。
- **APコースでは：**先輩担当者が自分の確認作業を実演し、担当者はヒントを頼りに火曜日のケースに取り組みます。そのうえで自分の判断を文章にして同僚の判断と比べ、最後の新しいケースにはヒントなしで取り組みます。これが探索の段階です。各方法の例は、[認知的徒弟制モデル](https://www.coursebox.ai/ja/blog/ren-zhi-de-tu-di-zhi-du-niyorujiao-shou-moderutoeraninguniokerusonohuo-yong)のガイドでさらに紹介しています。

### 研修ニーズ別に見る、手法の選び方

構成主義的なコースの多くは、複数の手法を組み合わせています。この表は本記事で紹介した文献を筆者がまとめたもので、ランキングではありません。

| 手法 | 学習者がすること | 用意すべきもの | 向いている場面 | 注意点 |
| --- | --- | --- | --- | --- |
| 問題基盤型学習 | 構造化されていない問題に取り組み、調べ、解決策を提案し、振り返る | 現実的な問題、資料、ファシリテーター、振り返りの場 | 学習者に取りかかれるだけの知識があり、業務に込み入った問題があるとき | 初心者には手厚い足場かけが必要で、時間がかかることもある |
| 事例ベース学習 | 解決済みまたは途中まで解決した事例から、新しい事例へと推論する | 専門家が何に気づき、なぜそう判断したかまで含めた詳しい事例 | 実際の事例があり、新しい事例に判断を生かす力が必要なとき | 振り返りなしで読んだ事例は、ただの読み物で終わる |
| 探究型学習 | 自分で情報を調べながら問いを探る | 確認するデータや記録、明確な問い、ヒントと説明 | 業務で事実を自分で確かめる必要があるとき | ガイドのない探究では学べることが少ない |
| 認知的徒弟制 | 専門家が考えを声に出す様子を見てから、徐々に減る支援のもとで練習する | 専門家の手本、ヒント、フィードバック、段階的に難しくなる課題 | 学習者からは見えない専門家の考え方にスキルが左右されるとき | 支援がいつまでも減らないと、学習者が自立できない |

### APコースの全体の流れ

これらの手法を組み合わせると、APコースは次のような流れになります。

| ステップ | 学習者がすること | 用意する支援 | 背景にある手法 |
| --- | --- | --- | --- |
| 始める前に | コースで扱う内容と、使うケース資料一式を確認する | 短い概要のみ。手順や不正についての講義はまだ行わない | 問題基盤型学習 |
| 最初の判断 | 火曜日の依頼を読み、自分ならどうするか、その理由を書く | なし。最初の回答は正しくなくてよい | 問題基盤型学習 |
| 経験豊富な担当者のやり方を見る | 先輩担当者が以前の変更依頼について考えを声に出しながら処理する様子を追う | 一通りそろった模範例 | 事例ベース学習とモデリング |
| ヒントを使ってケースに取り組む | ケース資料の各項目を火曜日の依頼と照らし合わせる | どこを見ればよいかを示す、任意で使えるヒント | コーチング付きの探究 |
| 考え方を比べる | 同僚2人の判断（1人は支払い、もう1人は保留して電話確認）を読み、どちらに賛成か、自分の最初の回答のどこを変えるかを説明する | 手順書と模範例 | 仲間との振り返り |
| 自分用のチェック方法を作る | 次の変更依頼に備えた自分用のチェックリストを作る | チェックリストに盛り込むべき項目のヒント | 構築主義 |
| 新しいケースでの判断 | 電話で届いた新しい依頼について判断を文章にまとめ、3つの基準で評価を受ける | 手順書のみ | 探索 |
| まとめ | 保留した支払いを取引先と承認者にどう伝えるかを学ぶ | 短い説明 | 直接的な指導 |

新しいケースでは、連絡手段がメールから電話に変わり、取引先も警告サインも異なります。そのため担当者は、火曜日の答えを繰り返すのではなく、身につけた考え方を応用しなければなりません。

**問題から始めるコースプランナー**
構成主義に基づくモジュールを段階的に計画できます。問題とケース資料、学習者がすでに知っていること、初回の挑戦・模範例・ガイド付き演習・比較の順序、各段階の支援、新しいケースによる評価までを整理できます。APの口座変更コースの記入例と、すぐに使える空欄のプランナー付きです。編集可能なWordファイルで、メールアドレスの登録は不要です。
- [コースプランナーをダウンロード（.docx）](https://cdn.sanity.io/files/3qyhkhue/production/5f49dc268edbe7ef5498428347f4ce573b509008.docx?dl=)

## 構成主義に基づく学習の評価方法

構成主義に基づく学習は、学習者が初めて見る新しいケースを使い、事前に公開した基準で評価します。Grant Wigginsは[真正の評価についての1990年のERICダイジェスト](https://files.eric.ed.gov/fulltext/ED328611.pdf)で、こうした評価は「採点の適切な基準を重視し、標準化することによって、妥当性と信頼性を確保する」と書き、従来のテストとの議論は「二者択一ではない」と述べています。

APコースでは、具体的に次のようになります。

- **新しい電話のケースについての判断を文章で書き、3つの基準で評価する。**基準は、依頼を取引先マスターの登録情報と照合したか、手順書にある確認手順を挙げたか、支払処理での次の対応を示したか、の3つです。
- **考え方の変化を記録する。**火曜日のケースに対する各担当者の最初の回答を、最終回答と並べて残しておきます。その差から、何が変わったかが見えてきます。
- **短い事実確認テストは手順の確認だけに使う。**選択肢が考えることを求める作りになっていれば、多肢選択でも事実とケースでの判断の両方を確かめられます。ここでは記述式の回答にすることで、評価者が判断だけでなく担当者の説明も確認できるようにしています。

```json
{
  "_key": "52455c296f6c",
  "_type": "calloutBox",
  "body": [
    {
      "_key": "721f7ca61a48",
      "_type": "block",
      "children": [
        {
          "_key": "9c6b2324989d",
          "_type": "span",
          "marks": [],
          "text": "「次のうち、危険なサインはどれですか？」のような問題では、警告サインが学習者の目の前に並べられています。しかし業務では、誰も並べてはくれません。担当者は、ありふれたメールの中でそれに自分で気づき、行動しなければなりません。Wigginsは、従来のテストは「生徒が、文脈から切り離して学んだことを認識し、思い出し、当てはめられるかどうかしか明らかにしない傾向がある」と警告しています。このコースでは、新しいケースについての判断を自由記述で書かせ、考え方を確かめます。よく設計された選択式の問題でも判断力は評価できますが、選択肢から見分けられるだけでは、職場で自分で気づいて行動できるとは言えません。"
        }
      ],
      "markDefs": [],
      "style": "normal"
    }
  ],
  "markDefs": null,
  "title": "判断の背景にある考え方を評価する",
  "variant": "warning"
}
```

最初の回答と比較は[形成的評価](https://www.coursebox.ai/ja/blog/xing-cheng-de-ping-jia-tozong-gua-de-ping-jia)として扱い、チームで実際の依頼を振り返るときは[ギブスのリフレクティブ・サイクル](https://www.coursebox.ai/ja/blog/eraninguniokerugibusunorihurekuteibusaikuru)のような構造化された振り返りを使いましょう。ただし、これらはどれも、担当者が職場で実際に依頼を確認しているかどうかを示すものではありません。それを確かめるには、数週間後に職場での確認が必要です。たとえば各担当者が処理した変更依頼を見直す方法で、これは[カークパトリックモデル](https://www.coursebox.ai/ja/blog/kakupatoritukuping-jia-moderuhashi-ji-nihareberu4karashi-marimasu)のレベル3にあたります。

## コース作成依頼に見る実態

2026年10月7日までの90日間にCourseboxに入力されたコース作成依頼を読み込みました。対象は1人につき1件、英語ブラウザからの依頼で、ファイルのアップロードがないものです。266件のプロンプトのうち、98件がコース作成依頼でした。2人の担当者が分担し、文書化した定義に沿って1件ずつ手作業で分類し、該当と判断したものにはすべて根拠となった語句を引用しました。そのうえで、問題とシナリオに関する判断はすべて筆者が読み直しています。独立した第2の評価者はいないため、数値は分類に基づく推定値として扱ってください。該当と判断したものを読み直しても、上限が確定するわけではなく、見落とした依頼をすべて見つけられるわけでもありません。今回の分類では98件をコース作成依頼と判定しましたが、関連する他の記事では、同じ266件のプロンプトを別の分類作業で判定しています。

98件のうち約14件が現実的な問題、事例、シナリオ、プロジェクトに触れていましたが、学習者がそれに実際に取り組む形になっていたのは6件だけでした。残りは読むためのコンテンツかクイズの問題として扱われていました。説明より先に問題を置くよう求めた依頼は1件もなく、説明を先にするよう明示的に求めた依頼が6件あり、構成主義的な手法の名前を挙げた依頼はありませんでした。

```json
{
  "_key": "2f90f2955a60",
  "_type": "statCallout",
  "label": "現実的な問題に触れた依頼のうち、新人が問題を解くのに役立つ模範例、ヒント、チェックリストも求めていた依頼の数（分類に基づく推定値）",
  "markDefs": null,
  "source": "Courseboxのコース作成依頼、PostHog、2026年10月7日までの90日間",
  "value": "2件（全14件中）"
}
```

その14件のうち5件は、シナリオと想起型の知識確認をセットにしていました。これらは完成したコースではなく依頼の段階ですが、依頼文に問題が登場しても、それをどこに置くのか、学習者にどんな支援を与えるのかはほとんど書かれていません。構成主義に基づくモジュールを作るなら、問題、順序、支援、自由記述による評価を、依頼文に自分で書き込みましょう。

## 構成主義と近い学習理論の比較

行動主義と認知主義については、[3つの学習理論の比較](https://www.coursebox.ai/ja/blog/kodo-shugi-ninchi-shugi-kosei-shugi-gakushu-riron)で、どの理論をいつ使うかを解説しています。この表では、それ以外の近い理論3つと比較します。設計者がどう使っているかを筆者がまとめたもので、ランキングではありません。

| 理論 | 得意なこと | 弱点 | 使う場面 |
| --- | --- | --- | --- |
| 構成主義 | 学習者がすでに持っている考えを見直す必要がある、新しいケースでの判断 | どう教えるかよりも人がどう学ぶかについて多くを語り、ガイドのない形では初心者がつまずく | 学習者が現実的な問題に挑戦できるだけの知識を持ち、ガイドも用意できるとき |
| 経験学習（コルブ） | 実行、振り返り、概念化、再挑戦のサイクルとして組み立てたプログラム | 学習のサイクルは示すが、問題や事例の組み立て方は示さない | 経験と振り返りを時間をかけて積み重ねる流れを計画するとき |
| 社会的認知理論（バンデューラ） | 他者を観察して身につけるスキルと、それを使う自信 | 学習者が概念を築き、考えを見直す過程についてはあまり語らない | 学習者に観察できる手本と、行動する自信が必要なとき |
| コネクティビズム（シーメンス） | 人、ツール、情報源のネットワークの中にある知識 | 1つのコースの設計方法よりも、知識がどこにあるかを説明する | ネットワーク全体から情報を探し、見極める力が業務で求められるとき |

それぞれの理論は、[コルブの経験学習理論](https://www.coursebox.ai/ja/blog/korubunojing-yan-xue-xi-li-lun)、[社会的認知理論](https://www.coursebox.ai/ja/blog/she-hui-ren-zhi-li-lun-nowan-quan-gaido)、[コネクティビズム](https://www.coursebox.ai/ja/blog/konekuteibizumuxue-xi-li-lun)のガイドで詳しく解説しています。

## 構成主義の限界

- **学習の説明には優れているが、指導の処方箋としては弱い。**Kirschner、Sweller、Clarkはこう述べています。「構成主義による学習の説明は正確だが、構成主義者が示す指導上の帰結は、必ずしもそこから導かれるわけではない」（2006年、78ページ）。どれだけ説明すべきかについて、理論は何も教えてくれません。
- **知識とスキルは別々の方向に動くことがある。**主に医学教育を対象とした[Dochyらによる2003年の43件のPBL研究のメタ分析](https://doi.org/10.1016/S0959-4752%2802%2900025-7)では、スキルにはプラスの効果（0.46）、知識には小さなマイナスの効果が見られましたが、後者は外れ値の2研究を除くとほぼ消えました。[Strobelとvan Barneveldによる2009年の統合研究](https://doi.org/10.7771/1541-5015.1046)では、資格試験向けの短期的な記憶保持については従来型の指導のほうが優れていました。
- **コストがかかり、学習者の評価も低くなりがち。**問題基盤型のコースは設計にも実施にも時間がかかり、学習者の評価が低くなることもあります。[問題基盤型研修についてのオランダのランダム化比較試験](https://doi.org/10.5271/sjweh.732)の医師たちがその例です（10点満点で6.0対6.9）。
- **転移は自動的には起こらない。**[ドイツのメカトロニクス見習いを対象にした研究](https://nbn-resolving.org/urn:nbn:de:bsz:352-0-329397)が示したように、研修で真正な課題を使っても、別の設備で生かせるとは限りません。シミュレーター上の故障での向上は、実機には確実には持ち越されませんでした。さまざまなケースで練習できるよう計画しましょう。
- **評価が難しい。**自由記述による判断を評価するには、文書化した基準と、それを一貫して当てはめる評価者が必要です。
- **職場でのエビデンスが少ない。**医療以外の分野で、職場での成果を測定した対照研究は見つかりませんでした。本記事で取り上げた医療以外の事例は、テストとシミュレーターでの成果を測ったものです。
- **思想が誇張されることがある。**Phillipsは、教育における構成主義を「世俗的な宗教に近いもの」と呼び、その悪い面として「多くの構成主義的認識論に見られる…相対主義への傾向」を挙げています。

## AIコース作成ツールで構成主義を活用する

2026年10月8日、筆者はAPコースの要件をCourseboxに入力しました。タイトルは「保留、確認、それとも支払い？取引先の振込先口座変更依頼への対応」です。Courseboxは自社製品なので、その点を踏まえて読んでいただければと思います。要件は問題から始まる形で書きました。火曜日のケース全文とケース資料一式、「始める前に」からまとめまでの各セクションの順序、ケースについてのすべての判断を自由記述で答える形式、そして3つの基準で評価する新しい電話での依頼を使った最終評価を盛り込み、所要時間は約40分としました。

順序の大部分は、要件どおりに出力されました。アウトラインでは、コースマップの後の最初のコンテンツセクションに、ケースと「自分ならどうする？」のページが、どの説明よりも先に置かれていました。続いて「先輩担当者の着手」「証拠をたどる」という2ページで先輩担当者の模範例が示され、その後に学習者が自分用の確認チェックリストを作るページがありました。

要件と合っていない部分が2つありました。ヒントを使ってケースに取り組む部分が、ケースそのものに取り組む形ではなく5問のクイズとして出力され、「考え方を比べる」ステップは抜けていました。

この2点の修正を求めるメッセージを1回送りました。修正後のアウトラインでは、「ヒントを使ってケースに取り組む」がケース分析の課題になり、「考え方を比べる」ページ、新しいケースでの評価、そして独立したまとめのページ「保留した支払いの伝え方」が加わりました。全体は6セクション12ページで、所要時間は依頼した40分に対して約63分に増えていました。

確認したのは修正後のアウトラインだけで、生成されたページやヒントの中身までは見ていません。また、短いクイズが2つ残っていました（1問の最初の判断の振り返りと、模範例についての4問の確認）。そのため実際に使う前に、各ページを開いて、コースを40分に近づけるよう削ることが次のステップになります。

この分野で筆者が最もよく受ける質問は、コースに現実的なシナリオをどう組み込むか、というものです。過去1年間に見つかった、シナリオ、自由記述の回答、ヒント、ディスカッションに関するサポートのやり取り26件のうち、15件がシナリオについてでした。ただし、その一部は2026年5月のAIシナリオのリリースに伴うものです。このコースのように学習者が自分の判断を自由記述で答える課題に対応するため、Courseboxには、シナリオ機能、あらかじめ設定した解答に照らしてAIが採点する短答式のクイズ問題、ルーブリックで採点する課題が用意されています。

**ケース推論・自分用チェックリストシート**
ケースに対する学習者の最初の回答と最終回答を記録し、同僚2人の考え方を比べ、文書化した3つの基準で判断を確認し、自分用の確認チェックリストを作れるシートです。AP担当者の記入例と、すぐに使える空欄のシート付きです。編集可能なWordファイルで、メールアドレスの登録は不要です。
- [ケース推論シートをダウンロード（.docx）](https://cdn.sanity.io/files/3qyhkhue/production/9771c61a590c04c5ba7da6d141084e641213cd1d.docx?dl=)

## 構成主義を研修に生かすには

正しいルールを教えたはずなのに、受講後も同じミスが繰り返される。構成主義は、その理由を説明してくれます。学習者は新しい情報を、すでに信じていることを通して解釈するため、その考えを改めるには説明や練習、フィードバックが必要になることがあるのです。変更依頼の確認や故障の診断のように、新しいケースで判断が求められる仕事にこそ活用しましょう。設計はガイド付きの練習として組み立てます。まず現実的な問題に取り組み、次に模範例とヒントで支え、比較を経て、最後は新しいケースに自力で挑みます。正しい対応が1つしかない定型業務や、まだ取りかかることもできない学習者には、説明と練習を先にします。

まずは、学習者が仕事で誤りやすい判断を1つ選び、そのためのケース資料一式を作ってみてください。実際に目にする書類、確認すべき記録、判断の決め手になる手順書の3つです。学習者がすでに知っていることを踏まえて、短い初回の挑戦と模範例のどちらを先にするかを決めます。そのうえで、学習者が答える自由記述の問いと、新しいケースを評価する基準を書き出します。何人かの学習者に試してもらい、最初の回答と最終回答を比べれば、ケースによって考え方が変わったかどうかがわかります。
